$The fool on the moon

>会社を辞めて日々家事を営む「僕」と、

>雑誌編集者として働く妻「クミコ」の結婚生活は、

>それなりに平穏に過ぎていた。

>しかし、飼っていた猫の失跡をきっかけに

>バランスが少しずつ狂い始め、

>ある日クミコは僕に何も言わずに姿を消してしまう。

>僕は奇妙な人々との邂逅を経ながら、

>やがてクミコの失踪の裏に、

>彼女の兄「綿谷ノボル」の存在があることを突き止めていく……。

またまた改めて再読してみました。

あんまり良い印象が残ってなかった作品で

これを境に春樹作品と少し距離を置いていたのですが、

全3巻でけっこう文章も詰まってるのに

止まらずに一気に読みました。

ちょうど主人公の年齢が自分と一緒なのが

以前とは違った読後感に繋がったのかもしれないけど。

前に読んだときはノモンモンだとか戦争関連の知識も無かったし。

昭和の歴史に興味がある今は

フィクションにせよ、

その辺りの物語も興味深かかったです。

加納マルタやクルタ、ナツメグにシナモン、

精神世界みたいな春樹ワールドが満載で

意味不明な部分も多いですが、

何故か今回はとても惹きつけられました。

「僕」ほど強くなりたいものです。