$The fool on the moon

よく知られる加賀百万石の創始者=前田利家、

2代目=前田利長、三代目=利常の“あと”の物語。

四代目の前田光高、五代目の前田綱紀と続いていきます。

途中で保科正之が準主役みたいな感じで登場。

この著者の本は初めて読んだんですけど、

保科正之を主人公にした小説も書いていて

思いやりがあるみたいです。

百万石の大藩なのに幕末で全く出てこないのが

不思議に思っていたのですが、

何となくこの本を読んで分かりました。

潰されないように幕府に配慮を重ねていく藩主たち。

その流れで親藩になっていって倒幕は思いもよらなかったのでは。

けっこう淡々としてますが、

当時の大奥のことや乳母のこと、

表に出てこないことがよく書かれてて面白かったです。