1993年・初春
the BIG JET MOUSE解散後・・・
次はナニをしようか?と。
ナニをしようか?つーかドコに入ろうか?つーか誰とバンドやろうか?
次はナニをしようか?と。
ナニをしようか?つーかドコに入ろうか?つーか誰とバンドやろうか?
と思案していた。
なぜなら、俺はこの頃はまだ作詞・作曲出来なかったからだ。
安易な考えで、『サトーの後釜として、マーガレッツでドラムでもやっか?』などとも考えてみたが、マーガレッツのドラムには、本八幡あたりで活動していた『アグッレシブ・ティーンネイジ・ファンクラブ』というバンドのコバって奴が入る事に決まったので無理。と言うか,そもそも俺はドラムなんか叩けないじゃないか・・・。
雑誌のメン募みてもイイのが居ない・・・。
なぜなら、俺はこの頃はまだ作詞・作曲出来なかったからだ。
安易な考えで、『サトーの後釜として、マーガレッツでドラムでもやっか?』などとも考えてみたが、マーガレッツのドラムには、本八幡あたりで活動していた『アグッレシブ・ティーンネイジ・ファンクラブ』というバンドのコバって奴が入る事に決まったので無理。と言うか,そもそも俺はドラムなんか叩けないじゃないか・・・。
雑誌のメン募みてもイイのが居ない・・・。
あ、余談ではあるが、アグッレシブのボーカル・アライ君は、現在『the DiSCLAPTiS』というパンクバンドをやってる。精力的に活動中なので嬉しく思う。
さてどうしましょう?
やりたいのは、やっぱりスワンキーズみたいな九州パンクっぽいバンドだ。
地方色というか、ちょっとダサカッコイイ感じのバンドがやりたかった。
考えた末出た答えが、『メンバーが揃ってるバンドでも、ベースを追い出して俺が入ればイイんじゃねぇか?』という姑息な手段だった。
じゃ、千葉のビジブル・ファッカーに入りてぇな。
ビジブル・ファッカーは、千葉ハードコアシーン全盛の頃から『ブットバーズ』や『よじむ』という名で活動しており、R&Rをベースにしたパンクで、なんともカッペ臭い感じがカッコ良かった。
九州パンクに影響うけてる点もイイ。
博多のスワンキーズというより、佐賀のスパンキーボーイズっぽい感じ。
初めて観た時は『うわぁ・・・千葉のヤンキーパンクだ!田舎くせー』などと思った。
しかし、ベースを追い出すなんて簡単に言ってみたけれども、実はかなりビビっていた。
ナゼならその時のビジブルのベーシストは元・狂人病の紅一点・キムことキムラさんだったのだ。
キムラさんの事は、一方的に知っていたけども、話をした事は一度もナイ。
いくら女だといっても、千葉の凶悪パンクバンド・狂人病のメンバーだった人だ。
俺、狂人に『すんません、ベース俺やるんであんた辞めて下さい』って言うのかよぉー!?
つーか狂人病の人って事は、頭おかしくなる病気に感染してる人って事でしょ?
そんな人に話し通じんのかよ・・・?
と、怯えた。
しかし、今こそ土俵際の勝負。
ここで踏ん張らなければ、俺に明日はない。
まず、ボーカルのカサイに電話を掛け、『俺、ビジブルでベースやりてぇんだけど』と相談してみた。
カサイは『お!イイねぇ~!』などと好感触。
しかし、キムラさんの件については『あぁ、じゃそれは本人同士で相談して、キムラさんは千葉のパルコで働いてっからさ。行ってみれば?』となんとも放任主義な返答。
上等じゃねぇの!
やってやろうじゃねぇーの!
マジで2~3発殴られる覚悟で千葉に向かった。
キムラさんが働いてる店に行ってみると
いた・・・。
キムラさんは、なかなかキュートな女性で、可愛らしい顔をしている。
しかし本当の姿は『狂人キム』だ。 油断ならねぇ。
俺は一つ深呼吸し、気合を入れてキムラさんに近づいた。
しかし本当の姿は『狂人キム』だ。 油断ならねぇ。
俺は一つ深呼吸し、気合を入れてキムラさんに近づいた。
すんませんキムラさん・・・
俺、ビジブルでベースやりたいんで、キムラさん抜けてもらえないっすか・・・?
なーんちゃって・・・ハハハ・・・
キムラさんは狂人キムに豹変し、俺は便所でシメられた。
と言うのは嘘で、キムラさんは 『うん、いいよ!』の一言であっさり承諾。
なんだか『その方が助かるわ!』みたいなニュアンスだった・・・。
なんだか『その方が助かるわ!』みたいなニュアンスだった・・・。
なんだよ!
これならわざわざ亀戸から45分も電車乗って千葉まで来る事なかったじゃん!
電話一本で済んだんじゃねぇの!?
これならわざわざ亀戸から45分も電車乗って千葉まで来る事なかったじゃん!
電話一本で済んだんじゃねぇの!?
こうして、俺は無事、五体満足な体でビジブルファッカーに加入する事が出来た。
ちょっと複雑な気分だったが、またバンドやれる事が嬉しかった。
ちょっと複雑な気分だったが、またバンドやれる事が嬉しかった。
狂人病・アルバム『復活』の裏ジャケ
向かって右端の赤い髪した男だか女だか分かんない人が狂人キムだ!!
