孤独で寂しいよぉぉぉっぉぉぉおおおおお!!
とかいう、魂の叫びを上げるのが目的ではなく、ちょっと商売のお話。
私はクリスマスというのは結構好きです。
にぎやかで、華やかで、人が楽しそうにしているのを
見るのが結構好きだからです。(でも幾ら楽しそうでも
ドンちゃん騒ぎの中に入りたいとは思わないので本当に
勝手なものなんですが)
しかし、このクリスマスという奴に最近一つ
強い不満があります。
それは小売各社のクリスマスの商売の仕方です。
最近はクリスマスケーキの予約やチキンの予約など
の広告が10月ごろにはスタートし始め、
飾りつけなどは11月、早いところでは10月の終わりには
始めているところがあります。
私はこの商売の仕方に不満があります。
確かに予約を早める理由は判らないでもありません。
早いうちから予約を始めて、注文が入れば材料の
予定や売り上げ予測を立てやすくなるし、他社との
競争に先駆けることが出来るでしょう。
予約だけ始めても気分が乗らないと考えて、
飾りつけもその時期からはじめるのも判ります。
しかし、このやり方が返って売り上げを減少させる
ことに繋がるのではないかと考えます。
なぜならそれはクリスマス気分が日常化するからです。
宗教的意味合いが特に無い日本人にとって、クリスマスとは
一種のお祭りのようなものです。
しかし、人間というのはそう長いことテンションを
持続できるものではありません。
11月の頭から12月24日のある週までずっと
クリスマスイルミネーションを見せられれば
もうそのお祭りが日常化してしまい気分を
大きく盛り上げることは出来なくなるでしょう。
日常と代わらない気分であれば、消費者の財布も
日常と対して変わらない固さを保ってしまい、
結果的にイベントとしての一種の興奮状態にある
爆発的な売り上げは望めなくなります。
そんなこといったって、事前に予約しておかなければ
機会損失や過剰在庫のリスクがあるだろう。
と、思う方も多いでしょう。
しかし、実際に予約販売の実績はどうでしょうか?
超人気店のケーキというのでもなければそれほど
早い時期に予約がされるというのはあまりないのでは
ないでしょうか?
実際、私が学生時代働いていたバイト先の系列店
では予約終了1週間前ぐらいからが本格的な予約
時期となっていました。
大抵の人間は本当に重要なこと意外のことは、
期限があれば期限近くになるまで先延ばしするものです。
(逆に言えば成功する人はどのようなことも先延ばしせず
早め早めに行動することでチャンスを掴んでるんですよね)
で、結果的に何が起こるかといえば
"長期間のクリスマスの飾り付けを見て、日常化して萎えた
テンションで、クリスマスケーキの予約やプレゼントの購入"
をするという状況が発生しているのではないでしょうか?
これでは必要最低限の品物(ケーキやらプレゼントやら、クリスマス
を楽しむ人がそれぞれ最低必要と思っているもので、人それぞれで
しょうが)が購入されるだけで、
「お祭りだからもう少し奮発するか!」
が発生しづらい状況を作っているのではないかと思います。
クリスマスというイベントが人々に認知されていないのであれば
注意喚起をする意味もこめて早めに行っていくことも必要でしょう。
しかし、日本国民の大半がクリスマスというお祭り的なイベントの
存在を認知している以上、どのように興奮させて散在させるか
(ビジネス的な話になると表現が汚くなりますね(笑))が重要
になってくるのではないでしょうか?
予約自体は11月から始めるにしても
飾り付けやイルミネーション、BGMの垂れ流しなどは
12月に入ってから各小売が一気にはじめるというような
ことをした方が、消費者にとってのお祭り的な興奮状態
を高めることが出来ると私は考えます。
小売業界の皆様、一致団結してクリスマスを
"年に一度しかないお祭り"度合いを高めてみてはいかがでしょう?