何の脈絡もなく、香川照之について考えてみる。いや、最近よく出ているのだ香川照之。ちょっと出すぎじゃないかと思うほどに。
ある時、映画を観に行ったらそこで流れた予告編の全部に香川照之が出演していた。なんと、香川率100%!もちろん本編の邦画にも出ていた。アクの強い脇役キャラで。
香川照之。女優の浜木綿子と、歌舞伎俳優3代目市川猿之助の長男。東大卒であることは、あまり知られていない。演技力には定評があり、どんな難役でもこなし、どんな人物を演じさせてもピタリとはまる。うだつの上がらないサラリーマン、眼光鋭い刑事、エリート検事、場末のチンピラ、ヤミ金の社長、オカマ、科学者、悪代官、岡っ引き、医者、教師、旧家の跡取り息子、戦国大名、父親、兄、弟、息子、孫、などなど。およそやったことが無い役が無いんじゃないかってくらい、香川照之は色んな役に扮している。
背はそれほど高くなく、顔はイケメンでなく、どちらかといえば昭和顔(しかも初期)。戦前の実録写真の背景の方に写りこんでいる通行人の一人でも、何一つ違和感の無い顔だ。それでもテレビ画面やスクリーンの中では目を引き、ひときわ存在感を放つ。稀有な役者、というのかも知れない。
彼ならマンガのキャラクターも違和感無く演じ切れそうだ。ちょっと思いつくまま挙げてみる。例えば・・・
明日のジョー 丹下段平・・・香川照之
巨人の星 星一徹または星飛雄馬・・・香川照之
サイボーグ009 007・・・香川照之
銀河鉄道999 車掌さん・・・香川照之
宇宙戦艦ヤマト 真田・・・香川照之
天才バカボン バカボンのパパ・・・香川照之
こんなところでどうだろう。
ところで私は一体何故、こんなに香川照之のことを考えているのか。