episode 1
18歳。相手は高校の先輩のHさん。部活のOBで、大学に進学した後もよく部室に遊びに来ていた人。試合後の打ち上げ会で意気投合し、電話番号交換し、クリスマスプレゼントも渡した。とある打ち上げ会の後、いいムードになってハグする。お互い酒が入っていたので(おいおい)大胆になったのかも知れない。これで私は「H先輩ゲットー!」と確信していた。ところが・・・その後の親睦会で、1コ下の後輩が「あたしはH先輩が好き!付き合ってください!」と大胆告白し、周りも拍手で祝福したため先輩も引っ込みがつかなくなり、付き合うことに。後で電話で「ごめん」と謝ってきた。
背が高くてガタイが良くて天パでちょっとバタ臭い顔の、面白い人だった。言われた言葉で印象に残っているのは「君はもっと自分本位に生きた方がいい」。その言葉、そっくりアンタに返したいよ・・・。
episode 2
19歳。同じ会社の同期のK君。同期と言っても年上だった。向こうが何かと言うと私にちょっかいを出してくるので、私が勝手に勘違いをして、ある時電話で告白した。「彼女がいる」と言われ、あえなく玉砕。その後も同僚として普通に接したが、なかなか忘れられなかった。というのもK君、妙に優しいところがあって、残業で遅くなった時など家が逆方向なのにわざわざ車で送ってくれたり、私が一人で仕事してたりするとセクハラめいたちょっかいを出して来たり、とにかく意図がはっきり分からない接触をして来るのだ。しばらくしてK君が彼女と別れたという噂を聞いて、再チャレンジしたが、またあっけなく玉砕。いわく「夏ばこのことは妹みたいにしか思ってない」とのこと。
極端に痩せていて髪が薄く、おまけに近眼で出っ歯。何であんなに好きだったのか全く分からない。ただしゃべりの面白さはピカ一だった。(そこに惚れたか?)あと面倒見のいいところも。・・・若干面倒見が良すぎるところもあるが・・・振った女を車でわざわざ送るなよ。中途半端な優しさ見せるなよ。余計勘違いするだろ。そういうのを優柔不断って言うんだよ。
episode 3
20歳。やはり同じ会社の同期のI君。同い年だった。実は私はI君を、過去に一度振っている。新入社員の時、向こうから「付き合ってくれ」と言われた。その気がないので断ったが、2年後私が会社を辞めることになり、それを言ったら「まだ好きだ」と言われた。その時は私もまんざらでもなかったので、付き合うことにした。最初は順調に行っていたのだが、2ヶ月くらいして急に相手の態度が冷たくなり、電話しても全く掴まらなくなった。私は一体どういうことだろうと頭が混乱してしばらく悩んだのだが、ある日別の友人から真相を知る。I君には年上の彼女がおり、私に告白した時はちょうどその彼女と上手く行っていなかった時期らしい。その後その彼女とヨリが戻り、私のことはお払い箱となった訳だ。失礼な奴。
背がものすごく高く、草野球をやっていたのでガタイも良かった。連絡がつかなかった時は「野球で忙しい」と言い訳されていた。男が「忙しい」と言う時は、会いたくない口実に過ぎないことを教えてくれた最初の男。一見ヤンキーっぽいけど根はものすごく真面目。そこに惹かれたのかも。でも女癖は悪かった!
episode 4
22歳。中学時代の恩師O先生。私の初めての男になった。中学時代から憧れていて、卒業式に気持ちを伝える。相手は教師なので当然一線を引かれ、ただ「いつでも遊びに来なさい」という言葉を真に受けて、高校時代しょっちゅうO先生に会いに、母校へ顔を出していた。私が社会人になってから二人で会ってくれるようになったが、まだ喫茶店でお茶を飲む程度。それから私もイロイロあり、(前項参照)一時期疎遠になっていたのだがある時交流が復活、月1、2回の割合でデートするようになる。私が20歳の頃、初めて結ばれる。ちなみにO先生は既婚。そのまましばらく不倫の関係を続けたが、私がそういうのに耐えられなくなって自分から別れを告げる。初めての男性だし、死ぬほど好きな人だったので、関係が終わった時はこのまま死んでしまいたいとさえ思った。多分一番辛い失恋。
スポーツマンタイプで女生徒に人気があり、いつも数人の女子に囲まれていた。そんな人気者の先生と、私が付き合えたなんて信じられない。後で聞いたのだが、先生は随分悩んでいたと言う。いつの間にか私を女と見ている自分に気づき、どうしていいのか分からなくなったそうだ。親友にも相談したらしい。教師としての倫理観と、男としての感情の間で揺れに揺れ、結局男としての感情を取った。一回り近くも離れていたが、付き合っている内に年の差は感じなくなった。今でも、どうしているだろうかと時々気になる。県内で中学校の教師をなさっていると思うが、昨今の荒れた学校事情を知る度、心配でならない。お元気でいらっしゃるだろうか?
episode 5
23歳。O先生と別れて落ち込んでいる時に、声をかけてくれた二つ目の職場の同僚、Mさん。私は正社員で向こうはバイト、年は3つ上だった。一緒にシフトに入っている時になんとなく意気投合し、今度デートしようかという話になった。しかし当日待ち合わせの喫茶店で1時間以上待っても彼は来なかった。痺れを切らしてMさんの会社(正社員として働いている方)に電話をしてみると、「日にちを一日間違えていた」とのこと。気を取り直して翌日もう一度仕切りなおす。Mさんはたいそう恐縮してくれ、ものすごく優しかった。それで私も段々彼のことが好きになり、付き合うことになった。・・・しかし結論から言うと、彼とはすぐに終わった。結局相性が良くなかったのだと思う。別れた後も同じ職場のため、顔を合わせる度に随分気まずい思いをした。振られたのは私の方だったので、胸が痛んだ。このMさんも中途半端な優しさの持ち主で、バレンタインデーに送った義理チョコにていねいなお返しをくれたり、飲みに行こうと誘ったりして来たりした。私がいたたまれない気持ちになるのがイヤで、他にもう一人誘ったら、「何で誘うんだ」と後で怒って来た。そのくせ私と付き合うきは一切無いと言うのだ。自分勝手な男である。
細身の優男で、あんまり男くさくない、どちらかというとフェミ男君タイプ。男性ホルモン少なそうと言うか。(私って男の趣味一貫してないなー)。一見ものすごく優しそうで、女にひどいことしなさそうに見えるのに、実は心が冷たい。最後のデートでバックトゥザフューチャー3を見に行ったのだが、映画の上映中ずっと私を避けるように、体を斜めにしていた。余談だが、結婚が決まってからこのMさんともう一度顔を合わせる機会があった。向こうはまだ独り身で彼女ナシ。私を見て、妙に愛想良く接してきた。「機会があったら旦那さん紹介してよ」って、一体何がしたかったんだか。振ってから「逃がした魚は大きい」ことに気づいても遅いわ!
まだまだあるのだが、続きはまたの機会。