昨日、用事があって長久手に行った。少し前に立てこもり事件で話題になった場所である。2年前には愛・地球博も開催された。(覚えてる?)
名古屋市内から「リニモ」に乗って長久手に入る。リニモとは、万博のために作られた自動運転のモノレールだ。今や利用客もほとんど無い、車体や内装が、ムダに豪華で近代的な乗り物である。ちなみにリニアモーターカーとは何の関係も無い。語感が似ているし、万博で超伝導リニアの試乗をやっていたから、関係あるかもと勘違いしていた人もいるだろうが。(私もその一人)
元万博会場の側を通る。確か万博記念公園としてオープンし、再整備されたはずなのだが・・・とてもそんな風には見えない。むき出しの土の地面が広大に広がり、パビリオンの跡らしい建物の骨組みだけがあちこち点在している。たった2年前にあれほどの人でごったがえした華やかな場所だとはとても思えないほど、荒涼としている。
公園は、どうやら駅から遠い所に作られたらしい。万博会場が広すぎて、見えないのだ。サツキとメイの家が一般公開されたはずだから、そこそこ人は集まっていると思うのだが・・・万博開催期間中は一番人気で、なかなかチケットが取れなかったサツキとメイの家が今では無料で見られるのだから、みんな行きたいはず・・・だ。(と思う)
入場するのに3時間待ちとか、徹夜組が出たりとか、総入場者が2000万人越えたとか、あれだけ景気のいい話題を振りまいた万博だが、終わってしまえば何のこともない。名古屋の郊外の片田舎に逆戻りだ。人気のパビリオンは4時間待ちになるくらい、人が集まって来たことが嘘のように、今では閑散としている。
夏草や つわものどもが夢の跡
この句がこれほどぴったりはまる情景に出くわしたのは初めてだ。
祭りが終わってしまえば、全てが虚しい。