実は・・・この記事書くの2回目です・・・さっき書き上げた時、私の操作ミスで消えてしまって・・・泣きました。(T▽T;)

気をとりなおして。



 ホテルに着いた時、私は絶不調だった。すみませんお先です、とケメコさんに断ってから、バスタブに湯を張り、入浴した。湯船に体を漬けると、ちょっとすっきりする。そうして何とか人心地ついてから、洗面所の鏡に向かって髪を乾かしていると・・・足元に違和感を感じた。見ると、バスマットがぐしょぐしょになっている。床一面、水浸しなのだ。

 

 シャワーを使う時に粗相したかと思い、確認したがそんな様子はない。よく見ると、排水口が溢れている。バスタブの水が抜ける速度も、何だか妙に遅い。どうやら排水口に問題があるようだ。詰まっているのかも知れない。



ケメコさん、排水口詰まってるみたいなんですけど・・・(;^_^A


あら~ どうしよう?でももう遅いし、どうしようもないよねぇ。


そうですよね・・・とりあえず、バスマットだけ取り替えてもらいましょうか?


そうだねぇ。私はシャワーだけにしとくよ。



 フロントに電話をした。



Hello?


あ、1033号室の者ですけど・・・


ハイ。


 私の日本語に反応し、相手は日本語に切り替えた。



洗面所の排水口がオーバーフローして・・・床がびしょぬれなんです。今日はもう遅いので修理は結構ですから、替えのバスマットをいただけませんか?


ワカリマシタ。ショウショウオマチクダサイ。



 それから約10分後に、修理人が大掛かりな工具を持ってやって来た。彼は洗面所に入り込むと、蛇口を外し始めた。何だか時間がかかりそうだ。悪いがそんなことをやっている場合ではない。こちとら一刻も早く寝たいのだ。


 修理人の青年に何とかコミュニケーションを試みたが、あいにく日本語も英語も分からないようだった。仕方がないのでもう一度フロントに電話した。さっきと同じ人物が出た。



Hello? May I help you?


さっきの者ですけど・・・なんか修理屋さんが来てるみたいですけど・・・話が違ってませんか?


アー・・・ハイ~・・・



 もしかして日本語がよく分からないのかも知れない。私は英語に切り替えた。



修理は結構ですので、新しいバスマットを下さい。できれば2枚。


Sure. Wait a minute, please.



 電話を切って待つこと5分。今度は、バスタオルを2枚持ったポーターが、満面の笑みを浮かべて現れた・・・。まぁ、いいか・・・バスタオルでも。( ̄ー ̄;



とりあえず、床を掃除して下さい。



 そう頼むと、ポーターは陽気に「OK」と言い、持ってきたバスタオルで床の水分をふき取った。床はすっかり乾いたが、結局替えのバスマット、もらってない・・・。



あの・・・バスマットを貰えませんか?バスタオルではなく。バスマットを2枚。


???バスマトゥ・・・?


えーと・・・そうだ、Floor mat. We would like two floor mats !


オー、プト(foot)マトゥ! OK!



 どうやら韓国ではバスマットのことを、foot mat (多分)と言うらしい・・・。30秒後、彼は2枚のバスマットを携えて戻って来た。やれやれだ。これでケメコさんもお風呂に入れる、私も眠れる・・・と、思ったのだが。


 20分後、けたたましい電話のベルで起こされた。フロントからだった。



はい。 (-_-メ


Do you want to room change now?


部屋を変わりたいなんて言ってませんよ。今日はもう遅いので寝ます。 (-_-メ


So you room change tomorrow?


部屋を変わる必要なんて無いでしょう。明日私たちが外出している時に修理していただければいいんです (-_-メ


Sorry, we can't do it. Please room change tomorrow.


どうしても変わらなきゃダメですか? (-_-メ


Oh, yes, you must. What time will you room change?



 何でわざわざ・・・という思いがあったが、仕方がないので、入浴中のケメコさんと洗面所のドア越しに相談し、明日10時に外出してから、部屋を移してもらうことになった。



Ok, so, please pack all your luggage by 10. Good night.



結局明日は早起きして、荷物をまとめなければならなくなった。(-_-メ めんどくさい・・・。しかし仕方がない。体調のことが気になっていた私は、余計なことは考えず、とにかく寝ることにした。


 翌朝、幾分だるさは残ったが、幸いなことにかなり回復していた。乾燥防止にとバスタブに少量溜めておいたお湯を抜いてみると・・・なんと、問題なく流れて行った。昨日のあれは一体なんだったのか。それでもお陰で部屋を変わらなくてよくなったのが嬉しかった。朝食の後、それを伝えるためにフロントに寄った。



 あの・・・昨日電話した者ですけど・・・



 私は一から顛末を説明しようとしたら、フロントの男性はすぐ「ああ、昨日の・・・」と言う顔をしたので、昨日電話で話した本人だと分かった。なら話は早い。



今朝排水口が直ってましたので、部屋は変わらなくてよくなりました。



 私がそう伝えると、彼は



I see.



 とニコリともせず言った。何となく気まずくて、私が意味も無くにやにやしていると、少し離れた所から



すみませ~ん。明洞へいきたいんですけどぉ。どういったらいいですかぁ?



 という、日本人の若い女性の声がした。すると彼は、そっちの方向へさっと駆け寄り、



はい、明洞はですね・・・



 と、かなり流暢な日本語で説明しだした。


 は?


 どゆこと?


 昨日のたどたどしい日本語は一体・・・あれだけコミュニケーションに苦労した私は一体・・・



 説明してもらおうじゃねぇの。ヾ(▼ヘ▼;)