備忘録として



■入札前にも副社長に連絡=「現場でやってくれ」と指示-柴田容疑者・名古屋地下鉄

3月12日13時31分配信 時事通信


 名古屋市発注の地下鉄談合事件で、独禁法違反容疑で逮捕された大林組元顧問柴田政宏容疑者(70)が昨年2月の入札前、上原忠副社長に「市などに談合情報が寄せられ、事前に決めた枠組みの維持が困難になった」と報告していたことが12日、分かった。副社長は「現場でやってくれ」などと返答、談合をやめるようにとの指示はなかったとされる。
 名古屋地検特捜部も、こうした経緯を把握しているもようで、上原副社長が2005年12月の大手ゼネコンによる「談合決別宣言」後も談合継続を黙認した疑いもあるとみて、独禁法の三罰規定の適応も視野に捜査を進めている。 

最終更新:3月12日13時31分