日中首脳会談 「靖国」中国の政治利用を立証
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http://www.sankei.co.jp/news/061119/kok000.htm
【ハノイ=古森義久】日中首脳会談は「歴史」がまったく語られなかった点で皮肉にも近年の日中関係の歴史に特筆される会合となった。懸案のはずの靖国も中国側からの言及はなく、いわゆる靖国問題が中国側の政治加工による外交戦略カードとしての要素が強いことを期せずして立証したといえそうだ。
ハノイで開かれた安倍晋三首相と胡錦濤国家主席による首脳会談はAPECを利用し、しかも前回の会談からわずか6週間後という限定があったとはいえ、日中間の東シナ海ガス田問題、経済問題、核兵器問題から北朝鮮の核開発への対応まで広範なテーマを論じた。
だがこれまで日中関係を悪化させたと断じられた日本側の首相らの靖国神社参拝も、それと一体にされる日本側の歴史認識も、まったく論題とならなかった。
日中首脳会談では少なくとも1998年に当時の江沢民主席が来日して「歴史を鑑(かがみ)として未来に向かう」と日本側に訓示を垂れて以来、中国首脳は必ず「歴史」を語ってきた。もちろん日本側の歴史認識が不十分という批判である。以後も小泉政権の全期を通じて、日本側の親中派の「靖国のために日中首脳会談が開けず、日本は孤立している」というプロパガンダふう主張とは異なり、首脳会談は毎年、開かれてきた。
胡主席になっても中国側は2005年までのすべての日中首脳会談で必ず「歴史」と「靖国」の両方を声高に告げてきた。
安倍首相が臨んだ10月の会談でさえ例外ではない。
ところが今回は両方とも消えたのだ。その間、日本側では安倍首相は靖国をあいまいにはしても、譲歩はみせていない。日本側の歴史認識も小泉政権時代と変わった証しはない。となれば、中国側の自主的な判断で靖国や歴史を提起しないことにしたと考えるしかない。政治的な意図により対日折衝での靖国問題などは出すことも、引っ込めることも自由自在だという実態が裏づけられたといえよう。「13億の中国人民の感情が傷つけられたため」に中国政府としてはやむにやまれず、提起するほかない、という構図とはまったく異なるわけだ。
もし日本の首相の靖国参拝で中国人民が傷つき、自国政府を動かすというのならば、水が泉のように自然にわき出して、日本側にもぶつけられるということだろう。ところが今回の会談は中国側が実は水道の蛇口をひねるように人為的に水を出したり、止めたり、水量を調節したり、という実態を期せずして証したといえそうだ。
中国側は今後も政治や外交の計算次第で靖国問題を持ち出してはくるだろう。だがその提起が自国にとってなんの得もなく損ばかりだと基本の判断を下せば、日中関係でのいわゆる靖国問題というのは終わるのである。靖国参拝は本来、日本の外交の一環でも、中国側への意思表示でもないからだ。
(11/19 01:53)
日米「べったり」、日中「接近」、韓国だけ「ひとりぼっち」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=81938&servcode=200§code=200
18~19日、ベトナムハノイで開かれたアジア、太平洋経済協力機構(APEC)首脳会議に参加した米国と日本の首脳が両国首脳会談でべったりした関係を誇示する中、中国と日本首脳も最近の雪解けムードを再確認した。
こうした中、韓国は韓日首脳会談後の両国発表では歴史問題に関する盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の発言をめぐり混乱をもたらすなど破裂音を出した。米国、日本、中国の活発な首脳外交を通じた関係強化で韓半島周辺北東アジアの外交地形図が変わる中、ややもすると韓国だけ疎外されるのではないかという懸念を催す状況だ。
安倍-ブッシュ親密さ誇示
◆ 依然としてべったり米国と日本=安倍晋三日本首相の国際会議デビュー舞台となった今回のAPEC首脳会議で米国と日本は再び最高の相性の良さを対内外に誇示した。18日に開かれた日米首脳会談はこれを象徴的に見せた。
ブッシュ大統領は安倍首相と食事を兼ねた会談を用意した。ブッシュが食事兼会談型式を取ったのはオーストラリアのジョン・ハワード首相と安倍首相の2人だけだ。安倍首相はわざわざ約束の時刻の20分前に来た。するとブッシュ大統領は「私の部屋に招待する」と、予定になかった単独会談を自分の部屋で30分間行った。
続いて食事を兼ねた会談でも2人の息は常にぴったりあっていた。ブッシュ大統領が日本人プロ野球投手である松坂大輔が来年からメジャーリーグのボストンレッドソックスに移籍する際、契約金として60億円を受け取るということから「日本の経済に良い影響を及ぼす」と冗談を言うと安倍首相は「(ブッシュ大統領が旧球団主だった)テキサスレンジャーズではなくて残念」と応えていた。安倍首相はまた1957年、自分の外祖父である岸信介元首相が米国を訪問した際、ブッシュ大統領の祖父であるプレスコート・ブッシュ当時上院議員とゴルフをしながら撮った写真を大型額縁に入れてプレゼントした。2人の政治名門の家の縁を密かに強調した。これにブッシュ大統領は「安倍首相は力強いリーダーシップのもと(韓国、中国訪問などアジア外交で)格好よくスタートを切った。彼の知性を誉めたい」「彼のスタイルは感じが良く、安心して協力することができる」と述べた。
日本のマスコミは「初の首脳会談だったが2人はまるで古い友達のようだった」と伝えた。
盧大統領、過去に執着
◆ 過去の歴史関連盧大統領発言発表めぐり混乱=しかし韓日首脳会談を行ってからは混乱がもたらされた。盧武鉉大統領が「歴史問題がこれ以上東北アジア協力に関する障害要因にならないよう安倍首相はリーダーシップを発揮してほしい」と言ったと韓国政府は明らかにしたが、日本政府の発表にはこの部分が全然なかった。
胡錦涛、来年訪日確定
◆ 胡錦涛訪日確定=胡錦涛中国国家主席が来年初めて日本を公式訪問する。
中国最高リーダーとしては98年、江沢民元国家主席の訪日以後9年ぶり。19日、香港のサウスチャイナモーニングポスト紙によると胡主席は18日ハノイで開かれたAPEC首脳会議で安倍首相と会い、日本側の訪問要請を受け入れた。会談に出席した両国官僚は2人の首脳が終始、和気あいあいと対話を交わし、胡主席が訪問要請を受け入れることによって両国実務陣が直ちに訪問時期と方法について具体的な協議をした。劉建超中国外交部スポークスマンは「2人のリーダーが非常に重要な合意をし、これは相互関係改善のための良い契機」と論評した。
胡主席と安倍首相は靖国神社参拝問題に対しては言及しなかった。胡主席の訪日は安倍首相の先月の中国訪問に対する答礼訪問だ。しかしこれまで冷却した両国関係を考えると中国と日本が本格的な雪解け関係に入ったというのが専門家の分析だ。
日中首脳はこの日の会談で北朝鮮核問題解決のために多角的な協力をすることで合意したほか、両国貿易、環境分野の協力も拡大し、両国国民が歴史認識の違いを狭めるため、具体的な案を用意するということでも合意した。
特に胡主席は安倍首相に(北朝鮮の核実験以後)日本が核武装をする意図があるかに対して質問し、これに対して安倍首相は「日本の核兵器非保有は長い間通して来た政策」と回答した。
東京=金玄基(キム・ヒョンギ)特派員
香港=チェ・ヒョンギュ特派員
2006.11.20 13:13:47
ここまでくると中国の狡猾さは一芸ではある。芸には芸で答えねば。
そしてバ韓国・・・・・かまって欲しいそうです。
