韓国の潘基文・前外交通商相が国連の次期事務総長に決まった。国連総会本会議で満場一致の任命だった。今年末で任期を終えるアナン氏の後任として来年1月、第8代事務総長に就任する。アジア出身では第3代ウ・タント氏(ビルマ=現ミャンマー)以来、35年ぶり2人目になる。

 潘氏には分断国家出身の特異な立場がついて回る。同じ民族同士が血を流し家族が離散する辛酸をなめた体験は国連運営上、潘氏の強みとなるのか、弱点になるのか、加盟国には期待と不安が交錯する。

 各国の関心事に焦点を当てたのは、ほかならぬ核実験を強行した北朝鮮だった。

 韓国は安保理の北朝鮮制裁決議に賛成したが、南北対話を重視する立場から貨物検査などの強硬措置には慎重だ。こうした国際社会と自国政府の対応がずれる事態や、個人の信条と事務総長としての立場との板挟みになるケースは次々出て来るに違いない。

 事務総長は、国際平和を脅かす問題では安保理に注意を促し、安保理の決定の履行や紛争を調停する役割を担う。職責上、公正・中立が事務総長の絶対条件となる。

 潘氏は先日の会見で、就任後に訪朝し金正日総書記らと会談する用意があると表明した。積極姿勢は歓迎するが、韓国の国益などから独立した立場を守らなければならない。

 国連憲章は「事務総長は、いかなる政府や他の当局にも、指示を求め、または受けてはならない」と定める。独立性は、国連運営すべてに発揮されるべきもの。潘氏はこの規定を決して忘れないでほしい。

 潘氏が混戦の事務総長選を制したのは、常任理事国として拒否権を持ち、選挙戦の鍵を握る米中両国の支持を取り付けたためだ。

 潘氏は米に「最優先で事務局改革に取り組む」と約束。国連のリストラを最重視する米は、地域の輪番で事務総長を選ぶ従来の慣習を容認し、異例の早期決着となった。

 潘氏はアナン氏から「国連の再生」を引き継ぐ。安保理改革や事務局改革で結果を出すには、圧倒的な影響力を持つ米との協調が欠かせない。同時に、イラク戦争のように国連を軽視する行動は阻止する強い意思と政治力が求められる。反米感情の強いイスラム諸国や途上国への目配りをおろそかにしては、支持を失いかねない。

 靖国問題で対立した日韓だが、先の首脳会談で関係修復の道が開かれた。日本の常任理事国入りをめぐるわだかまりも解消に向かうだろう。潘氏の外交官としての力量、実績には定評がある。国連再生に手腕を発揮してもらいたい。

2006年11月06日月曜日



>靖国問題で対立した日韓だが、先の首脳会談で関係修復の道が開かれた。日本の常任理事国入りをめぐるわだかまりも解消に向かうだろう。


現状でも将来にわたっても、バ韓国が日本の常任理事国入りに賛意を示す事はない。有り得ない。根本はバ韓国の反日回路が修正されない限り、歴代政権によって嘘で塗り固められた捏造の歴史を理解するまでは、関係修復は有り得ない。願い下げ出ある。

根本の問題が解決されていないのに、わだかまりも解消に向かう? 馬鹿言っちゃいかんよ。誘導しちゃいかんよ。