福島県発注の下水道工事をめぐる談合事件で、東京地検特捜部が19日までに、同県工事に影響力を持つ「大物OB」とされる江花亮元県土木部長(70)から、任意で事情聴取していたことが、関係者の話で分かった。江花元部長は、佐藤栄佐久知事支援者の辻政雄容疑者(59)と親しい関係にあったとされ、特捜部は談合への関与の有無などについて、詳しい説明を求めたとみられる。
特捜部はこれまでに、江花元部長の自宅や、理事長を務めた財団法人「福島県建設技術センター」などを家宅捜索。同センターに天下った土木部OBらによる、入札情報の漏えいなどについても、実態を調べているとみられる。
関係者によると、江花元部長は19日までに、複数回にわたり、特捜部の聴取を受けたという。
江花元部長は、佐藤知事の実弟で衣料メーカー「郡山三東スーツ」の佐藤祐二社長(63)とも、親密な関係にあるとされる。
2006年09月20日水曜日