大きな声では言えないが:15歳で運転免許! 牧太郎


 中京女子大学(愛知県大府市)はなかなかユニークな大学。学生はアルバイトで単位を取得する。

 無計画にアルバイトを続けて授業へ出なくなり、学生本来の姿から逸脱するケースもある。しかし、現実には小遣い、生活費、学費までアルバイトでやりくりする学生が大半。それにアルバイトは職業観や社会性を学ぶ格好な場所--そこで本学は「職業と社会生活2〈実習〉」という科目を履修し、実働45時間のアルバイトをすれば1単位が取得出来る--というのがこの大学の理論武装だ。

 確かに(この大学がそうだということではなく、一般的な傾向だが)授業中、私語が乱れ飛び、教官を無視して“携帯でメール”の学生ばかり……悲惨な授業風景を垣間見れば「教室よりアルバイト先の方が教育的」と思う人もいるだろう。「夏季休業中のアルバイト体験は一挙両得」がこの大学の“うり”だが、この方式で人件費が節約できるから大学経営も一挙両得?

 賛否両論あるだろうが、考えてみれば、僕の場合「大学生活で学んで一番役に立ったもの」は母校・早稲田大学で学んだものではない。語学もダメ、数学もダメ。専門の「政治経済」の分野もそれなりに勉強したつもりだがほとんど忘れた。

 それに引き換え、自動車学校で学び、手に入れた運転免許は翌日から今日まで役に立った。今、若者はほとんど免許を持っている。まして公共の移動手段がない地方では車は地域の足。もはや運転免許は義務教育の範ちゅうだと思う。もしカネがないので運転免許が取れなかったとしたら教育格差ではないか。

 肉体的に大人になった中学校で運転免許を取るべきだと思う。自動車学校のように運転技術とペーパーテストのコツを教えるだけではない。何よりも「運転する人間学」を教える。「スピードの自由」ではなくて「スピードの平等」を教える。運転技術を通して「人間が生きるための基礎ルール」を教える。酒酔い運転は死に値する、と教え「もうけてなぜ悪い」と居直る人間にならないためのルールを教える。中学生は「ルールを守って損をする勇気」を学ぶ。

 義務教育の原資? ガソリン税を回せば解決できる。クマしか歩かない道路建設に莫大(ばくだい)なカネを使うより良いだろう。まず「運転免許義務教育特区」を作ろう。免許は中学卒業時に交付される。(専門編集委員)

毎日新聞 2006年9月19日 12時54分




ブログ管理者:Fooling

そこまで言うなら道路交通法は当然だが、刑法及び刑事訴訟法並びに少年法の改正に言及すべきである。

この手の人間は一部分だけの講釈だけで、それによって波及する関連側面をみていない。

こんな中身の無い糞文書を提供するのが毎日新聞クオリティー。


釣られた俺も糞か?