日米蜜月の対極をなすのが、小泉純一郎首相の靖国神社参拝により冷えきった中国、韓国との関係だ。首脳対話は途切れ、けんか腰で非難し合う。異常な近隣関係を解決できない日本外交は活力を失い、アジア諸国や米の信頼も揺らいでいる。

 最初の参拝後の2001年秋、首相は中韓両国を訪問し当時の江沢民国家主席や金大中大統領と会談。侵略や植民地支配に「おわびと哀悼」を表明し「わだかまりは解けた」はずだった。

 首相は「戦没者への哀悼と不戦の誓い」だと参拝の趣旨に「理解は得られた」と思い、中韓首脳は「A級戦犯を祭った神社参拝は被害国の国民感情を傷つける」とクギを刺し、これで参拝はなくなる、と期待した。

 このボタンの掛け違いが不毛の論争を招き、「個人の信条、信教の自由」と持論を展開する首相と、「歴史認識の問題。反省は行動で示せ」と批判する中韓両国との溝を深めた。

 01年の訪中、訪韓で確認した「未来志向の関係構築」は首相のアジア外交の原点でもあっただろう。それが毎年の靖国参拝により関係は悪化した。

 国連安保理常任理事国入りは、中韓両国の反対もあり頓挫する状況にある。事前の協力要請もできないのでは仕方ない。領有権をめぐる対立を棚上げしてきた竹島問題は、韓国側が歴史認識を絡め先鋭化している。

 北朝鮮のミサイル発射という横暴も一致して食い止めることはできなかった。2度の首相訪朝で解決に意欲をみせた拉致問題でも中国は消極姿勢を崩さず、連携を呼び掛けた韓国の反応は鈍い。

 首相も関係修復を試みた。金前大統領には、新たな追悼施設を検討すると述べ、胡錦濤国家主席には「中国の懸念も承知している。今後慎重に対処していきたい」とも表明した。

 外交交渉は、信頼がなければなにも達成できない。首相には国の代表者としての責任がある。国内の通念は外国では通らないと承知しておくのが常識だろう。「心の問題に外国政府がけしからんというのは理解できない」というような被害国への配慮や自制に欠ける発言はあるべき姿ではない。

 中国、韓国も責任はある。参拝批判を、政権の求心力に利用した。それが今は譲歩すれば政権基盤を揺るがしかねない状況となり、重荷になっている。

 対話と協調が影を潜め、代わって対抗心と警戒心を持って向き合う最近の傾向は、関係改善上、最も気掛かりな点だ。

 日本は、台頭する中国に警戒感を抱く米との同盟強化に専心する。中国は、米の一極支配を牽制(けんせい)し、インド、ロシアと経済・軍事両面での連携を強化している。

 最近はロシアも歴史問題を交渉カードにし始めた。北方領土の4島返還を拒否するのは「日本の歴史認識の誤り」が理由と言うのだ。日本がアジアで孤立しては、それこそ歴史と交渉経過を無視する主張がまかり通ってしまう。
 アジア外交の立て直しに歴史問題は避けては通れない。

2006年08月23日水曜日



首脳対話は途切れ、けんか腰で非難し合う。異常な近隣関係を解決できない日本外交は活力を失い、アジア諸国や米の信頼も揺らいでいる。

のっけからですが、日本はけんか腰にはなってないでしょ?

アジア諸国とはどこでしょうか?

米国の信頼も揺らいでいると?・・・・・何を根拠に?


歴史認識の問題。反省は行動で示せ」と批判する中韓両国との溝を深めた。
中・韓との戦後処理は終了している。終了しているのに反省も糞もあるかパンチ!


外交交渉は、信頼がなければなにも達成できない。

お花畑の思考回路に認定します(≧▽≦) 日本人と同じ価値観を相手に当てはめること自体・・・アホ。

もう少し勉強しろや! 日本国は建国をきっかけに中華圏との正式国交を絶ち、菅原道真の進言により894年遣唐使も廃止したし、また福沢諭吉が何故「脱亜論」を発表したのか、考えて見るが良い。


最近はロシアも歴史問題を交渉カードにし始めた。北方領土の4島返還を拒否するのは「日本の歴史認識の誤り」が理由と言うのだ。

だから言ってるだろう。これこそ勝戦国の理論である。歴史(歴史解釈)は勝者が「創る」のだ。

歴史認識と靖国神社をリンクさせること自体がナンセンスであり、誤った方法論だ。靖国神社は日本国内の政(まつりごと)であり、他国の如何なる干渉をも受けることはない。