サミット閉幕/協調演出に終わらせないで
主要国(G8)首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)は17日、北朝鮮のミサイル発射問題で国連安保理が全会一致の非難決議を採択した流れを受け、ロシアのプーチン大統領が議長総括を発表、G8が結束して諸課題に取り組む姿勢を強調して閉幕した。
昨年のサミットはロンドンで起きた同時テロが結束を生み出した。今回は、安保理での日米と中ロの対立で難航した北朝鮮問題が土壇場で決着し、結束の重みが彩りを添えた。
G8は、非難決議に反発する北朝鮮に対して再発射に重大な懸念を表明、凍結と6カ国協議への早期無条件復帰を求めた。「包括的見返り案」への回答を拒否するイランに対しては「安保理での再協議」を支持した。両国に強いメッセージを発したことを歓迎したい。今回のサミットが礎となり、国際協調路線が強化されることを願う。
米国は先の安保理で、強硬戦術を取りつつ、最後には中ロに譲歩した。サミットでは個別の首脳会談を精力的にこなした。イラク情勢に手足を縛られ、イラン問題など懸案解決は多国間の枠組みに頼らざるを得ない切迫した事情がある。とはいえ安保理重視、サミット尊重への転換は歓迎すべきことだ。
初めて議長を務めたプーチン大統領は、西側主要国との価値観の違いを抱えサミットをどう成功に導くか、手腕が注目された。無事に閉幕を迎えたことで大国ロシアの復活に自信を持ったことだろう。
しかし、安保理の一本化の裏には、日米、中ロとも、安保理の分裂で失うものが大きすぎるという計算が働いた。決議の実効性より、分裂回避が優先された。
北朝鮮を6カ国協議に復帰させ、朝鮮半島非核化のプロセスを実施に移すにはこれまで以上の困難が伴う。イランが新たな安保理決議に従わない場合、制裁の是非をめぐる対立が再燃しかねない。結束の真価が問われるのはこれからだ。
主要議題の一つ「エネルギー安全保障」では、各国が省エネ目標を年末までに公表する行動計画を採択した。ウクライナへの天然ガス供給停止で資源大国ロシアと欧米の確執が生まれる中、共通目標の第一歩としては具体性に乏しい。
原油市場はG8の論議を見透かすかのように高騰した。中東情勢の緊迫化が背景にあるが、協調を優先し、当たり障りのない政策でお茶を濁してはG8の存在意義が問われる。結束を力に変える不断の努力を求めたい。
日本は、拉致問題の早期解決を議長総括に盛り込むことはできた。日ロ首脳会談では北方領土問題で進展はなく、中国との首脳会談は実現しなかった。
安保理では、常任理事国と非常任理事国の力の差を見せつけられた。常任理入りは絶望に近く、残された道は外交力の強化しかない。北朝鮮の横暴を前にしても中韓やロシアと緊密な連絡を取れないのが現状。ポスト小泉政権は、外交戦略の再構築に果敢に挑戦してもらいたい。
協調演出に終らせないで・・・・・おっ、まともな社説かいなと思いましたが・・・・駄目ですな(´・ω・`) 決議は一本化したが、油断禁物ですぞ
っと、来るかと期待しましたが・・・・。
言いたいことは最後に絶対書きます河北新報社(●´ω`●)ゞ
常任と非常任の力の差だって? 戯けたことを・・・。国連の成り立ちを知らんのかな∑(-x-;) 日本は未だに敵国扱いだっつぅぅの
この部分を強く指摘せにゃメディアが泣くぜよ。ホントにもう。
だからさぁ、「外交力の強化しかない」って、具体的に書かなきゃ・・・ね。書いてよ、頼むよぉぉ。
北朝鮮の横暴っていうけどさぁ、中韓露は横暴じゃない訳![]()
もうぅぅ、何を考えてんだか( ̄^ ̄)
この4カ国は我が国に対し領土を不法占拠している、或いはしようと企んでいる紛争相手国じゃんか![]()
北朝鮮の愚痴を一つ(;´▽`A``
「助けてくれない」…金総書記、中国への不満を吐露
【ソウル=中村勇一郎】18日付の韓国紙・中央日報は外交消息筋の話として、北朝鮮の金正日総書記が今月初め、極秘に訪朝した米国関係者に対し、「中国は信じられない国」と発言し、中国への不満を吐露したと報じた。
同紙によると、金総書記は中国について、「決定的な瞬間に我々を助けてくれない」とも述べ、批判したという。
同紙は、金総書記の不満の背景には、米国の対北朝鮮金融制裁への中国の冷たい反応などが影響していると指摘し、こうした不満がミサイル発射問題を巡る中国の説得失敗につながったとの見方を示している。
中国が拒否権を行使出来ない状況を読み取り、日本が制裁決議案の提案を行ったことは評価出来ますよね。
国連憲章第7条(平和の脅威への対応)は削除されましたが、これまでの外務省の対応からみれば格段の「外交」をみせたのではないでしょうか。戦後60年にして、やっとまともな動きになったものだと思います