日本水道新聞  水魚 2006.07.24 より



省略


ドイツでは思い出がある。昭和60年、東京都金町浄水場臭気問題対策のため、ヨーロッパ各国の高度浄水場施設を調査した折、ベルリン市水道局を訪問した。当時、西ベルリン市は共産圏の東ドイツの中に孤立しており「ベルリンの壁」に取り囲まれていた。


訪問後の挨拶の後、質問に先立ち、臭気問題の原因が近隣都市の家庭排水にあるとことを説明すると、日本は同じ国内なのになぜ水道が高度浄水処理を導入するのか。本当の問題解決は原因の汚染源をなくすことではないか。西ベルリン市では水源河川が東ドイツにより汚染された時に東ドイツを協議し、当時の金で約5億円を東ドイツに渡し排水処理施設を建設させた。

このため、河川も清浄になり安心して水道水が飲めるようになった。日本は不思議な国ですね・・・・・と言われた。


その後、こちらの質問に対し懇切丁寧・几帳面に答えてくれて、さすがドイツ人と感心した。調査終了後、浄水場や配水管図など資料をお願いすると即座に断られた。水道施設は戦略上の重要施設であり、東京都知事の紹介状であっても渡せないとのことであった。


今日、時代も大きく変わりRWE(ドイツの電力会社)がイギリスのテムズウォーターを買収したり、各国で水道事業が売買させる時代である。

国際テロ問題はじめ多くの危険がある。国家のリスク管理の考え方はどう変わったであろうか。



水道技術研究センター常務理事  谷口 元 氏





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日本経済新聞とは違い正確な事実に基づいて書かれてますね。

「売れれば良い」っという、獣根性とは違います。


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日本は資源が有りませんが屈託した技術・技術力があります。

売り上げだけのために不当な条件を隠匿し、国外に技術を売り渡す馬鹿共がいます。

日本にとって技術とは、国そのものなんです。