コーペティションとは造語である。
Cooperate(協力する)と、competition(競争する)を組み合わせた言葉だ。
「ゲーム理論で勝つ経営」という本を今読んでいるが、その本ではコーペティションについて書かれている。
ビジネスにおいて、
勝つか負けるかの「競争」を選択して、双方が利益を失っていくことが起こりうる。
(勝つか負けるかのゲームを選択することが最もよい戦略である状況ももちろんあるが。)
しかしその場合、「協調」を取り入れ、双方が勝つゲームを行うことも可能なのである。
簡単に言えば、
「競争」=パイの分配(シェア)を争う(パイ全体の大きさはそれほど変わらない)
「協調」=パイ自体を大きくする
という性格を持つ。
競争において、しばしば価格引き下げ競争が行われる。
価格引き下げによってシェアは確かに増大するかもしれないが、薄利、もしくは赤字となる可能性が大きくなる。
協調では、市場自体を大きくすることが行われる。たとえシェアが大きくなくても、市場が大きくなれば、利益は上がっていく。これにより、複数のプレイヤーが勝つことができる。
ここでは、協調者のことを、補完的生産者と呼ぶ。
文字通り、自分にとって補完的役割を果たしてくれるプレイヤーのことであり、市場全体のパイを大きくしてくれる存在である。
(続く)