私は国土交通省で働く国家公務員です。
主に事業に伴う法律手続きや協議、道路での許認可を担当しています。
道路には管理者が2つあります。道路の構造や状態を管理する「道路管理者」と道路の利用、交通を管理する「交通管理者」です。
道路管理者は国土交通省、県や市町村で、交通管理者は警察です。
標識で言うと、案内標識や警告標識は道路管理者、信号や規制標識は警察が担当しています。
道路には国道、県道、市道などがありますが、国土交通省が管理するのは国道のうち法律で定められた「指定区間」だけです。
だいたいですが、路線番号200号ぐらいまで管理しています。それ以外の国道は県や政令指定都市が管理していますが、一般の人にはあまり知られていません。
ですので、指定区間以外の国道や信号についての苦情相談など、管轄外の話もよくあります。
ちなみに私の給与は勤続13年で手取り19万ぐらいです。いまは休職中なので、14万ぐらいになっています。
たぶんこれを見た人は、思ったより少ないと思っていただけると思います。給与が高いのは一部の官僚(キャリアさん)や定年間近の人ぐらいです。
ちなみにキャリアさんはマスコミや民主党からバッシングされていますが、ほとんどの場合、恐ろしく頭がいいです。こちらが10%説明しただけで100%理解したうえ、想定外の質問が返ってきます。
なので、私はノンキャリアですが、キャリアの人が天下り等で沢山お金をもらうのは仕方ないと思います。むしろそんなに頭がいいなら民間で働いたほうがきっと稼げるのに、よく公務員なんかやってるなぁと思います。
いま、民主党が国家公務員の人件費2割削減!とかいっていますが、気をつけないといけないのは「国家公務員」だけ、というところです。
民主党は地方公務員の労働組合「自治労」の支援を受けているので地方公務員を叩くことは出来ません。
地方公務員は基本給は国家公務員を下回るよう設定していますが、各種手当てで手取りは国家公務員よりはるかに高いです。
ときどきマスコミが「こんなにおかしい手当てがある!」といっていますがあれは地方公務員の手当てです。
国家公務員に付く手当ては残業代と扶養手当ぐらいで、広域移動手当という300km以上離れたところに転勤した場合に付く手当てもありますが、あれは全国をとびまわるキャリアさんのための手当てです。
とまぁこんな具合で仕事をしています。