6月30日までの通常国会はいろいろ面白いことになりそうです。
なぜなら、ねじれ国会であることは言うまでもありませんが、現在衆議院の与党議席は312。法案を可決しようとすると、参議院で否決された場合、衆議院での再可決に必要な議席が2/3に達していません。
仮に無所属議員がすべて与党案に賛成し社民党も連立に復活すれば324議席となり、参議院で否決された法案を衆議院で再可決することができるようになります。
しかし、社民党は普天間基地の県内移設が予算に盛り込まれていることを理由に予算案に反対を表明しているので連立復活は難しい情勢です。
となると、3月末の年度内に予算案は参議院で否決されても衆議院の優位で自然成立しますが、こども手当て法案などの予算関連法案が通らないため、政権運営が立ち行かなくなります。
例えるなら口座にお金(予算)が入ってもキャッシュカード(予算関連法案)が使えないという状態になるわけです。
ですので、野党は一斉に解散総選挙に向けて攻勢を強めることでしょう。攻撃するタネは小沢一郎の政治資金問題や与謝野大臣の入閣問題、マニフェストの修正(詐欺)問題など山ほどあります。
かといって重箱の隅をつつくような攻撃ばかりして、審議を遅らせ、予算案及び関連法案が成立しないとなると行政が動かなくなってしまう責任が野党にも飛び火して支持率を下げかねません。
ここからは私の推測ですが、予算及び関連法案の成立と引き換えに解散総選挙。そしてそれは5月の連休前後になるのではないでしょうか?
そして次の選挙では混迷を極めることでしょう。国民からみれば、民主党は期待はずれでガッカリ。かといって自民党が政権復活となってもはたして日本がよくなるのか?そういった気分になると思います。
そうなると起こるのは政界再編の動きです。自民党も民主党も空中分解して、少人数の政党が乱立。ということになるかもしれません。
国民は今度こそ、マスコミや雰囲気に惑わされることなく、自分の目と耳で政治家の声を聞き、大事な1票を投じる必要が出てくるのです。
これでも投票率が低いようでは日本は沈没してしまうかもしれません。