2512年11月9日
そもそも国家解体戦争とは何なのか?
事の始まりはいまから10年前に全世界を襲った深刻な資源不足と人口の劇的な増加にある。
発展を続けた人類は結局最後まで既存の資源に変わる新たな資源を見付ける事が出来なかった。
人口が増え続けるているのに、資源が無い。
段々と窮屈になってゆくのにはみ出す事を許さない国境と言う名の線。
段々と荒んでいった結果、人類は最悪の選択肢を取る。
「何故我々だけがこんな思いをしなければならないのか?」
2510年11月7日。アメリカ大統領ジョージ・オブライエンが演説の時に言ったあまりにも有名な言葉である。
無論辛い思いをしていたのはアメリカだけでは無かったのだが・・・
この演説がきっかけで各国の同盟にひび割れが生じた。
国境を無くし、地上にある全ての土地を手に入れ、自国だけが助かればいい。
余りにも安直で幼稚な発想の戦い。
これが国家解体戦争の始まりである。
旧日本
暁工業社長
暁 光破