自 己 責 任 の フ ル マ ラ ソ ン
~エ ン ト リ ー 時 に 決 め た こ と~
【10月7日】
愚者の住む街に台風(温帯低気圧)が来たのは、午前4時頃。
外が騒がしくて、何となく起きてしまった。
ストーブを点けてその前で横になり、次に目を覚ましたのが6時頃・・・
さぁ準備でもするか・・・

声援がないのは気にならないが、支援がないのはリスキーだ。
簡素なリュックにアイススプレー、財布、携帯、ウインドブレーカーを入れて、背負ったまま走ることになる。
リタイヤのイメージは無かったが、万が一ということもある。
自主開催なので、ゼッケンは付いてない方がいいが、クロークに預けるときの番号札だけは付けておく。
自転車に乗って会場に着いた。
知らずに集まった選手に中止を告げるためのスタッフが数名、椅子に座っていた。
2人が動き、中止の説明とレジバッグに入った「参加賞」と思しきモノを持ってきた。
袋の中身が透けていたので、バナナ数本と缶コーヒーということはわかったが、荷物になるので、受取拒否。
数枚の写真を撮って、スタート地点へと向かう。
中止を決めた実行委員会の長は今頃何をしてるだろう・・・
スターター不在なので、勝手にスタートするよ。
当然ながら大会のための交通規制はない。
道交法に乗っ取り、信号順守の右側通行でGO!
対向してくる車からの視線が痛い・・・
「中止したのを知らないの?」とでも言いたげだ。
あの虹の向こう側を見に行くんだ。
「コンレイ」はもう温帯低気圧になって5時間くらい経っているが、若干の小雨と西風があり、逆風となって立ちはだかる。
どうせなら「コンレイ」じゃなくて、「檀れい」が来ればよかったのにね(笑)
8月に30キロのロードワークをやったので、ハーフまではノンストップで走ることができる。
ココで水分補給をしてFBに自主開催のマラソンを投稿してみた。
疲れ切った体に甘い微炭酸のジュースがしみこんでいく。
あのピンクのジュース、どこのメーカーのヤツだっけ・・・思い出せない。
気を取り直してレース再開!
ピンクのジュースを飲みきれなかったので、揺らさないようにゆっくり走る。
すると後ろから若い男性がチューブに入った「何か」をチューチュー吸いながら追い越していく。
カレもまた、ガチ勢なんだろう。
その後も白髪頭の男性が折り返しを目指して走ってきたり、同じ色のTシャツを着た2人組ランナーとすれ違ったり・・・
毎回30キロを過ぎたくらいで心身ともに折れてしまい、歩く時間も出てくる。
いわゆる「30キロの壁」だ。
来年は簡単に破壊できるように、ひびくらいは入れておかんとね(笑)
大会1週間前に設置される距離表示の看板は、中止が決まった時点で撤去されたようだ。
あの電柱まで走ったら、あそこまで歩こう。
あの信号まで歩いたら、次の信号まで走ろう。
そんな感じでゴールまでの距離を詰めていく。
ランニングチームの集団も出てきた。
誰かと一緒に走るということは、精神的に引っ張ってくれるという効果が期待できる。
しかし、愚者の「どこにも属してないスタイル」を評価してくれる方もいる。
しばらくは自己流でいいや!
残り2キロくらいになった所で、リュックからアイススプレーを取り出して使用。
タイツの上から太ももにプシュ~~っと、Tシャツをめくって腹に、そして少し離して顔に・・・
最後に「毎回勝負しない陸橋」の上りがある。
そこを歩いて通過したら、あとはゴールまで走ろう・・・
ゴール!
開催されていれば、スタッフから酸っぱいスポーツドリンクとリンゴを渡される。
その2点を持ったまま、ランニングシューズに取り付けられた「RCタグ」を外し、完走証を受け取る流れだ。
長居は豪でダイナミックプロなので、さっさと帰る。
1週間休んだら、雪が降るまで走り続けよう。
気持ちはもう5月のハーフマラソンに向いている。






