千 三 十 九 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

自 己 責 任 の フ ル  ラ ソ ン 

~エ ン ト リ ー 時 に 決 め た こ と~

 

【10月7日】

愚者の住む街に台風(温帯低気圧)が来たのは、午前4時頃。
外が騒がしくて、何となく起きてしまった。

ストーブを点けてその前で横になり、次に目を覚ましたのが6時頃・・・
さぁ準備でもするか・・・

 


声援がないのは気にならないが、支援がないのはリスキーだ。
簡素なリュックにアイススプレー、財布、携帯、ウインドブレーカーを入れて、背負ったまま走ることになる。

リタイヤのイメージは無かったが、万が一ということもある。

自主開催なので、ゼッケンは付いてない方がいいが、クロークに預けるときの番号札だけは付けておく。

 

自転車に乗って会場に着いた。

知らずに集まった選手に中止を告げるためのスタッフが数名、椅子に座っていた。

2人が動き、中止の説明とレジバッグに入った「参加賞」と思しきモノを持ってきた。

袋の中身が透けていたので、バナナ数本と缶コーヒーということはわかったが、荷物になるので、受取拒否。

数枚の写真を撮って、スタート地点へと向かう。

 

中止を決めた実行委員会の長は今頃何をしてるだろう・・・
スターター不在なので、勝手にスタートするよ。

 

 

 

当然ながら大会のための交通規制はない。
道交法に乗っ取り、信号順守の右側通行でGO!

 

対向してくる車からの視線が痛い・・・
「中止したのを知らないの?」とでも言いたげだ。

 

あの虹の向こう側を見に行くんだ。
 

「コンレイ」はもう温帯低気圧になって5時間くらい経っているが、若干の小雨と西風があり、逆風となって立ちはだかる。
どうせなら「コンレイ」じゃなくて、「檀れい」が来ればよかったのにね(笑)

 

8月に30キロのロードワークをやったので、ハーフまではノンストップで走ることができる。

 


折り返し地点の道の駅。

ココで水分補給をしてFBに自主開催のマラソンを投稿してみた。

疲れ切った体に甘い微炭酸のジュースがしみこんでいく。

あのピンクのジュース、どこのメーカーのヤツだっけ・・・思い出せない。

 

気を取り直してレース再開!

ピンクのジュースを飲みきれなかったので、揺らさないようにゆっくり走る。

すると後ろから若い男性がチューブに入った「何か」をチューチュー吸いながら追い越していく。

カレもまた、ガチ勢なんだろう。

 

その後も白髪頭の男性が折り返しを目指して走ってきたり、同じ色のTシャツを着た2人組ランナーとすれ違ったり・・・

 


そろそろ体力もヤバいかも・・・

毎回30キロを過ぎたくらいで心身ともに折れてしまい、歩く時間も出てくる。

いわゆる「30キロの壁」だ。
来年は簡単に破壊できるように、ひびくらいは入れておかんとね(笑)

 

 

 

大会1週間前に設置される距離表示の看板は、中止が決まった時点で撤去されたようだ。

あの電柱まで走ったら、あそこまで歩こう。

あの信号まで歩いたら、次の信号まで走ろう。

そんな感じでゴールまでの距離を詰めていく。

 

ランニングチームの集団も出てきた。

誰かと一緒に走るということは、精神的に引っ張ってくれるという効果が期待できる。
しかし、愚者の「どこにも属してないスタイル」を評価してくれる方もいる。

しばらくは自己流でいいや!

 

残り2キロくらいになった所で、リュックからアイススプレーを取り出して使用。

タイツの上から太ももにプシュ~~っと、Tシャツをめくって腹に、そして少し離して顔に・・・

 

最後に「毎回勝負しない陸橋」の上りがある。
そこを歩いて通過したら、あとはゴールまで走ろう・・・

 

ゴール!

開催されていれば、スタッフから酸っぱいスポーツドリンクとリンゴを渡される。

その2点を持ったまま、ランニングシューズに取り付けられた「RCタグ」を外し、完走証を受け取る流れだ。

長居は豪でダイナミックプロなので、さっさと帰る。

 

1週間休んだら、雪が降るまで走り続けよう。
気持ちはもう5月のハーフマラソンに向いている。