八 百 九 十 八 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

帰 宅 困  地 域
~国 道 6 号 ヲ 南 下 セ ヨ !~

マラソン完走の自分へのご褒美として、丸二日くらいかけての遠出を用意した。
出る当日まで、日本海側か太平洋側か決めてなかったが、ノリで太平洋側を選択!!
ウイスキーとラジオと寝袋を装備した築20年の「ホテルランドクルーザー」はワクテカで南下する。
夜の遠足を楽しみ、眠くなって一番最初に見つけた駐車帯が宿・・・


そんな楽しい旅行も国道6号に入ってから一変する。


この先段差あり 二輪車通行禁止
そんな案内を何度か見た・・・そういえば海沿い、福島原発の帰宅困難地域に入ってた。

信号は大半は黄色の点滅信号で、国道周辺のSCや民家に至るまで、すべてバリケードで囲まれていてた。
愚者の言葉で表現するなら、未来予想図で見たチューブのハイウェイを走行している感覚。
脇道に逸れることや、停車させることはできず、最後まで一定の速度で流される。


運転中にスマホ操作って・・・
安心してください。音声でシャッターを操作できるアプリがあります。
気になる物件を見つけては車内で一拍するが、大体はピンボケ・・・


脇道のバリケードを警護している作業員も、全体を警戒している警察官も、対向車のドライバーの大半も不織布のマスクを着けていた。
この方たちが屋外で体を張っているんだから、愚者もそれに従う・・・


そういえば、安全な地域で「原発反対」を掲げている方々はこの場所を訪れるだろうか?
テレビ画面ではなく、自分の目で荒れ果てた町を見てほしい。
少なくとも経験があれば説得力は増す・・・


このエリアに住民が戻れるのはあと何年先になるんだろう・・・