七 百 二 十 六 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

A n i m  l s  2
~お 宮 の お じ さ ん と 野 う さ ぎ~ 


ペット遍歴を語るシリーズの2回目は「うさぎ」
前回は人生で初めてのペット(犬)に関する記事を書いたが、それと並行して飼ってたうさぎのことを書いてみよう。

小学校の頃は鍵っ子だった。
小学校から帰ると、テーブルの上に置いてある50円を持って駄菓子屋へ行き、カード付きのお菓子を買い、神社に行って狛犬に跨ってダラダラ過ごしていた。

その敷地内にある家に「お宮のおじさん」という方が住んでいる。
父方の一族と関係があり、可愛がってもらっていた。
おじさんは鶏やうさぎを飼っていた。
おそらく食用かと思うが、小学生の愚者には理解できない・・・

愚者   「可愛的兔子」
おじさん 「手間かかるぞ」
愚者   「我想要一個兔」
おじさん 「とりあえず毎日ここに来い」

学校終わってすぐ帰宅して長介(犬)の散歩を済ませ、お宮へ向かう日々が続いた。
ある日、おじさんが一羽譲ってくれた。

おじさん 「命を預かるんだ。大事に飼え」

性別がわからないうさぎに「ラビ」という名前をつけて、玄関先で飼うことにした。
学校帰りに両手いっぱいのシロツメクサを取ってきて食べさせていた。

11月下旬ころ、学校から帰って飼育ゲージをあけてみたら、ラビが寝てた。
ころんと横になって冷たくなってた・・・
世話してた自分のせいで死んだ・・・悲しくて泣いたのはこれが初めてだったと思う。
後日、おじさんに報告しに行った時も、申し訳なさで泣いた・・・


そんな事を思い出してか、思い出のお宮へ足が向いた。


お宮のおじさんはもう20年以上前に亡くなっている。


境内になぜかりんごの木が植えられている。
もしかしたらものすごく不自然な光景なのかしれない。


これがお宮のおじさんの家。
おばさんも数年後に亡くなったので現在は廃墟になっている。
ウチのじいさんと同じで酒好きだったらしい。


盆になったらワンカップと線香持って顔出すよ。


つ づ く