五 百 五 十 八 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

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タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

 日 ノ 境 界 線  10
~三県境ノ山ヲ目指セ 2~



全国には三県境が48箇所もあるという。
さすがに全て制覇する予定はないが、冥土の土産に一つくらいは行ってみたい。


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登山道の「その先」が薄暗い。
少しでも問題が発生したら引き返すくらいの気持ちで臨もう。
自宅から70キロくらいで来れるから・・・それくらいの気持ちで。


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このエリアの天気は数日前からチェックしてた。
地面のコンディションがよくない。前日雨が降ったんだろうか?
木々の隙間から差し込む日差しを見る限り、天候が急変する様子はない。


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有名な質問がある・・・「無人島にひとつだけ持っていくとしたら?」
愚者なら「満充電された24Vの自動車用バッテリー」って答える(笑)
まぁ使い方は、その状況になってから考えればいい。


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序盤でプチ難所登場!!
5年間ノーメンテで履きこんだエンジニアブーツが言う・・・
「今更気にすることもねぇだろ? 行っちゃえ!!」


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登山道の水たまりに生物の気配。
黒いのがオタマジャクシ・・・おそらく「アズマヒキガエル」の幼体。


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全く孤独な挑戦と思いきや、下山する方とすれ違ったので、挨拶がてらに話しかけた。

愚者  「あとどのくらいで頂上に着くんや?」
下山者 「まだ10分くらいの場所でしょ? あと1時間は歩かなけりゃね」

50代後半と思しき男性はそう言って下山していった。
山高帽にドライメッシュのシャツ、その下に加圧インナー、それとリュック・・・TPOってやつね。


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ウインドブレーカーを着たのはアタリだったみたい。
防戦一方のボクサーのように、脇を締めて低重心で、登山道にせり出したササの葉をガード。

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まだまだ頂上は見えない。
今年は今回の挑戦とフェスのために毎日4キロ走って体力作りをしてきた。
しかし、過信するのはよくない・・・
あくまでも「迷いやすい山」なので油断は禁物、男は○持つ・・・(謎)



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