四 百 八 十 六 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

ロ ッ ク ン ロ ー ル は 鳴 り 止 ま な い っ  16
~先にやった方が勝ち!~



~前回までのあらすじ~
以前から不可解な言動があったシュウヘイが入院により脱退・・・
大きなライブを前に、後任のベーシストを探すには時間が無さすぎる。


愚者   「マコトまたベース弾く?」
マコト  「いや・・・パフォーマーになるよ」
愚者   「パフォーマー? ? ?」

具体的に言うとギタリストの立ち位置にフロアタムを2つ並べて叩きまくるらしい。


$愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・
【フロアタム】
ドラムセットの一つで演奏者の右側に配置される低音を奏でる太鼓。


弟  「それって左右に居ればカッコいいかも・・・」

弟は変なセッティングを好む傾向にあったので、フロアタムを2つ持っている。
さらにナオキが使っていたドラムセットからも拝借して、全部で3つ。

マコト  「あとは箱のドラムセットから借りればいいんでね?」
愚者   「ベースとドラムは自動演奏にしてか~ ナオキの追悼ライブがそのまま実験になるぜ」
マコト  「何とかなるって(笑)」
ヤスユキ 「わは、パート変更さねくてもいいんだべ?」


この日の打ち合わせにより、愚者(VO)、マコト(Per)、弟(Per)、ヤスユキ(g)のラインナップになった。
一般論で言えば、もはや「ロックバンド」の体をなしていないが、愚者的には「前例のない事をあっさり行う事こそロック!
先にやった方が勝ちって事だ。


実験ついでにライブ未経験のヤスユキのテストプレイを兼ねて臨もう。
ナオキの追悼ライブまで2週間、それから3週間後には新宿ロフトか・・・


つ づ く