四 百 六 十 三 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

ロ ッ ク ン ロ ー ル は 鳴 り 止 ま な い っ  13
~5人体制始動~



~前回までのあらすじ~
わずか7~8ヶ月の間にいろんな事が起こった。念願の対バン、メンバーの死、グループ内の不和・・・
流れを変えるには「毒」を注ぐしかない。愚者が投入したのは8才年下のダメ人間・・・



5人体制になったが音を出すミーティングの機会は格段に減った。
マコトは昭和歌謡やグループサウンズに傾倒するようになり、遊びでそちら系のオケを作って持ってくる。
弟はスカパーで録画した外国のプロレスをミーティング時に愚者の部屋で上映・・・
そうなれば個人練習でしかスキルアップ出来ない。

弦楽器はアンプにヘッドホンを差せば夜中でも練習できる。
ギター2人はデモ音源作りっぱなしなので常にギター&ベースに触れている。特に問題はなさそうだ。
愚者は夜のドライブ中、デモを流して大声で歌う・・・声域を広げるとかそういった意図はなく、ストレス解消に近い(笑)
ドラムは曲の構成さえ覚えれば何とでもなるって言ってる。

問題はシュウヘイ・・・
たまにミーティングに顔を出すが、みんなと違うタイミングで笑ったり、一人でしゃべり続けていたり・・・浮き沈み幅が大きいというか(困)
この頃になるとシュウヘイと同じ空間にいるのさえ嫌になっていた。


そんなある日の深夜、愚者の携帯にメールが届いた。
送信者 マコト  件名 ビッグイベントへのお誘い!!・・・



つ づ く