家の前で猫と遊んでいた。

家の近くに住み込んでる白と黒の野良猫だ。




その時、僕の目から涙がこぼれ落ちた。




何でだろう。

何で僕は泣いてるんだろう。

悲しくなった訳じゃない。

寂しくなった訳じゃない。




猫は首をかしげながら、僕を見てる。

別に猫の事を想って泣いた訳じゃない。

むしろ自由奔放に生きてるところを見ると、微笑ましくなるぐらいだ。




何で僕は泣いたんだろう。

何でだろう。




昔、飼っていた犬を思い出した訳でもない。

猫が、1人でいる僕の事を想って、寄ってきた事が嬉しくて涙が出たわけでもない。




でも泣いたのは、確かだ。

何でだろう。

………分からない。




そうだ。

そうだった、思い出した。

僕は、

そう僕は、












さっき、大きなあくびをしたからだ。