オーストラリアへ行く前に現地で知り合いを作っておきたかった私はオンラインでオーストラリア人を探しました。
あるオーストラリア人とメールでやり取りするようになり、彼からは現地情報を収集し、彼は私から日本の文化を知るという風に絆を深めていきました。
仕事の合間にメールを返信、帰宅後決まった時間にメールのやりとり。
「ピロン」
初めのうちは英語でのやり取りが新鮮で、分からない単語が出てきては調べたりするなどして単語力を着々と身につけていった。
段々と頻繁にメールがくるようになり返信をすぐしないと、
「ピロン」
「ピロン」
「ピロン」
催促のメールがくるようになり、なかなかの頻度でメールがくるようになりました。
「今日は何してたんだい?」
「仕事だけど…」
「今日は何してた?メールの返信が遅かったね。」
「友達と飲みにいってたからメールできなかった。」
「友達って??」
「私の友達です…。」
「同性かい?それとも異性の友達?」
「君は異性でも友達を作れるタイプ?」
「その異性の友達とはどうやって知り合ったんだい?彼の事を好き?」
質問が終わりそうになかったので途中から返信をせずに寝たフリをし翌朝出勤した。
メール、確認するの面倒くさいな…。
この後何件のメールがきているのか考えると憂鬱になってきた…。