夏に聴きたくなる曲と言えば?【投稿でハズレ無しの抽選会に参加できる!】 ブログネタ:夏に聴きたくなる曲と言えば?【投稿でハズレ無しの抽選会に参加できる!】 参加中

’70年代前半、はっぴいえんどというロックテイストのフォークバンドの存在があって、3年間だけ活動していたバンドでした。
音楽ジャンルについてはさまざまな括りになるのでしょうが、オリジナルの和製ロックであるけれど、個人的には概ねフォークのジャンルに位置づけられる作品群に感じます。
(URCに所属していたのだし、中津川フォークジャンボリーにも出演していたし、とりあえずフォーク系であってほしいという自分の好みでw)
けれど、限りなく昨今のJ-POPの根底となるサウンド世界で、とても冒険的かつ、すのびっしゅだったのでした。

メンバーの4人は当時10代終わり~20代前半くらい。ようやくティーンエイジャーの仲間入りをしたばかりのわたしからしたら、憧れのエリート大学生たちでもあったり(・-・*)♪
兎にも角にも、後に、日本のフォーク&ロック史上だけでなく、日本の音楽史上に名を残す面々の伝説的な出身バンドとなりました。

3年間の活動期間で、3枚のアルバム(3枚目のアルバムは解散後に制作)をリリースした4人のミュージシャンは、細野晴臣、松本隆、大滝詠一、鈴木茂。

とりわけ、わたしが気になって仕方がないのは、作詞家の松本隆の描く映像的な心象風景を綴った世界観です。年齢や世代の枠なんぞを超えた熱烈な支持者も多く、近頃の言葉で言うなら「神」のごとく、作詞の世界、唄づくりの世界でリスペクトされていたり。

解散後の’70年代半ば以降、松本隆南佳孝のアルバム「摩天楼のヒロイン」作詞&プロデュースなどを経て、ニューミュージック系路線に行くのかと思いきや、なぜかアグネス・チャンや太田裕美方面のアイドル歌手の作詞を次々と手がけるようになり、’80年代には松田聖子を初め、数々のヒット曲を作詞して、歌謡曲部門でも名を馳せるようになりました。まぁ、ジャンル分けはどうでもいいのですが、J-POPの前身を築いた形になっていったのです(*´・◡・`)ゞ


摩天楼のヒロイン
わたしが持っているのはLPレコードですが、小粋なハードボイルド風の世界が描かれている、大好きなアルバムです。

はっぴいえんどについてはその功績はもとより、精通している根強いファンも多いため、ありがたいことに徹底研究されているサイトさんもいくつか見つけました。

ナナナBack To MONO Productions
風街行の都電に乗って~はっぴいえんど徹底研究~
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/7517/happyend.html


ナナナポップの世紀
和製ロックの基礎を築いた風街のロマンチスト
-はっぴいえんど Happyend-
http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/happy-end.htm


今回も長い長い前振りになりましたが、夏に聴きたくなる曲ということで、このところ頓(トミ)にリピートを繰り返している曲がはっぴいえんど「夏なんです」



日本の原風景が浮かんでくる「夏」そのものに誘拐されそうになったり。このテクノポップさが深く深くこだましてくるのです。

もはや、いやはや、「夏なんです」だけでなく、はっぴいえんど漬けになりたい「夏」到来です。先週の前半は梅雨寒でいたのに、週末以来、いきなり連日の猛暑~! 昨日も今日も午後の室温35℃の茨城県南。全国的に熱中症対策も然ることながら、台風11号の動きも心配になりますね(*´•□•`)*✲゚*。

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なんと、今夏は松本隆の作詞活動45周年とのことで、あちこちの場面で特集やイベントも組まれたりしているのでした。


松本隆 作詞活動四十五周年トリビュート 「風街であひませう」(完全生産限定盤)

松本隆 作詞活動四十五周年記念オフィシャルプロジェクト
松本隆「風街」レジェンド2015
http://kazemachi-legend.com/


超豪華メンバーの出演とあって、さすがにプレミアチケットとのこと。
変わらないというよりも、加速度的にパワーアップしている人気のほどがわかります(ノ゚ρ゚)ノ

ナナナORICON STYLE (松本隆 関連記事)
http://www.oricon.co.jp/search/result.php?types=article&search_string=%8F%BC%96%7B%97%B2


確かに、松本隆作品はジェンダーフリーであることにも惹かれます。

実はわたし自身は、リアルタイムでのはっぴいえんどにはそんなに詳しくなくて、ツレのゆめんちゅうがはっぴいえんどフリークだったり。。
残念ながら、ふたりともこの夏のライブに行かれるどころではなく、いつになったらそういうプレゼントができるやらと、焦る日々σ(゜ー゜;)

はっぴいえんどが現役だった当時のわたしはと言えば、’72年の夏にラジオの深夜放送にハマり、エレックレコード関係のミュージシャンたちの虜になり、その秋には初めてフォークギターを買ってもらいました。翌’73年夏には音楽の宿題のために、よしだたくろう「夏休み」のギター弾き語りを練習していたり、ろくすっぽギターも弾けないながら自作の唄を作ったり、詩を書いたりしていた中学生でした(*˙︶˙*)☆*°

何を隠そう、たくろうの影響で唄を作り始めたのではなく、ケメの影響が大きかったのでしたが(。→ˇ艸←)

5年前の情熱大陸 松本隆


松本隆の詞のルーツが解きほぐされる貴重な番組。
唄の中に描かれているのは純文学の世界だなぁとつくづく感じられてきます。

JASRACのHP内にも「作家で聴く音楽」第十回インタビュー松本隆が登場していますが、敢えてそちらへのリンクコードは割愛しておきます(゜ ゜i)

大相撲・名古屋場所で、伊勢ヶ濱部屋の安美錦が突き落としを決めた頃、雲ひとつない真っ青な空に溶け込みそうな青いトロピカルライン入りの飛行機が成田方面に飛んでいきました。
調べたら、ANA機。 いい旅を~♪ と思ったら、帰ってきたところなのでしょうね□OFF_ρ(◠。◠。) ♬

のび萌
本日ののび猫代表・


YouTubeでのJ-WAVEからの音源・「リアル・ヒストリー・オブ・はっぴいえんど」特番1、2(’04年4月放送分)をすっかり聴いてしまい、こちらのブログupを忘れてこんな時間になってしまいました( ._.`)
松本隆氏は出演されてませんでしたが、おととし年末に急逝された大滝詠一氏も出演されてたレアな番組。
清水ミッちゃんとの進行役を担当している川勝氏も火事で亡くなってしまった方だったり。


 
左:BRUTUS(ブルータス) 2015年 7/15 号 [雑誌] 
右:ミュージックマガジン 2015年 07 月号



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