箸をつかう文化 | バイオ塾情報創庫DB WINDOWS FOR FOODS 食の文化と技術 

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バイオ塾(生物科学産業研究所)での勉強会に取り上げた情報です。いつになりますか、テーマ別に期間を区切って書籍化へ向けて「まとめの作業」へとつなげてみたいと思ってます。

細美 和彦
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中国で発明された箸を使う一般的な国は、もちろん中国、そして南北朝鮮、ベトナム、日本である。日本では洋食は別として、箸以外の道具を使う習慣がないので、本家の中国でも同じだと思い込んでいる人が多いが、実は大半の中国では伝統的に匙を併用する。スープには必ず匙を使い、椀には口を付けない。大皿から料理を取るのも匙を使うことが多い。朝鮮半島では中国の古い形が残っていて、スープのみならず米飯も匙を使って食べる。