三次市教委は、学校給食の調理業務などを2013年度以降、順次、民間に委託する推進計画をまとめた。
委託する業務は、献立に基づいた調理や食器の洗浄、消毒など。質や安全性の確保のため、献立づくりや食材購入、調理後の検査などは引き続き市教委が直接担う。
業務委託の1カ所目は、布野小と布野中に計141食を供給する布野学校給食共同調理場(布野町)。9月の委託開始を目指す。
同市の調理場は13施設あり、弁当などで対応する5中学校を除く市内31小中学校と5保育所用に、毎日計約4200食の給食を作っている。
市教委によると、経費削減や、民間業者の質の高い調理技術に期待し、委託を推進する方針を決めた。布野の調理場の場合で、経費は正規職員での対応に比べて半分以下になるという。
中国新聞 2013-02-06