今日はLAのシリコンビーチなどと呼ばれはじめているエリアでランチの営業だった。


フードトラックはアジア系の食べ物は成功しやすいと聞いたことがあるが、今日も大盛況。
連休前だし、アジア系のトラック4台も重なっちゃってるし、と得意の油断大魔王が顔を出すか出さないかの瀬戸際で列がどんどん長くなっていく。


で、終了10分くらい前に売り切れ御免になってしまった。
これは一番のNGなのだ。
ここ最近では食材切れは珍しいのだけど、次回は準備する量を増やしていこう。
バイトちゃんのランチも作れず終いで申し訳なかった。。。


さてさて、昨日の続き。

エリアが違うと人の感じも違ってくる。 日本のように電車が発達していない分人々も自分が住んでいるエリアで用事を足すことが多い。 近くて遠いウエストハリウッド。


ビバリーヒルズはフードトラックではまだ行ったことはないのだけど、トラックのランチスポットがビバヒル真っ只中PLAYBOYビルの前にあるようだ。
トラックでのエピソードではないけれど、10年くらい前にビバリーヒルズのカフェでのエピソードをご紹介。
きっと感覚がつかめるに違いないw。

 


その日はお友達とロバートソンブルバードという日本でもおなじみのショッピングスポットで待ち合わせ。
スタバのコーヒーはパスして、その向かいの同じスタイルのコーヒー屋さんコーヒービーンに入る。


ちょこっと列ができていて上品そうな70代くらいと見られる老紳士の後ろに並ぶ。
ここはビバリーヒルズ、身なりもカジュアルながらやはりピシッとしている人が多い。

順番がそろそろ来るかと思った時に私の前にいる老紳士が小銭を落とした。

親切なワタシはかがんで彼が落とした10セント硬貨を拾ってあげた。
日本円でいうと10円そこそこでしょうか。

で、にこやかに老紳士に渡そうとしたところ、その老紳士がなんて言ったと思う?

 

 

私は10セントのためにはヒザは曲げないんだ

 


はぁ? なんて言った? この

 

 

大ぶあかもーーーーーーーーーーん

 

 

とは口には出さなかったものの、できる限りの呆れた表情を作り10セントはチップ箱へ。

 

これね、ビバリーヒルズじゃなかったらみんなに白い目で見られると思うのだけど
ビバリーヒルズ、なにその何事もなかった空気。

 

お金があろうが、上品そうに見えようが、おまえは完全に

 

人間失格