井上芳雄さんがクリスチャン役の
『ムーラン・ルージュ』観てきました。
早めに行ったつもりだったけれど、ここで写真を撮る人もすでにたくさんいました。
とにかく圧倒される舞台でした。なにもかも。
そして…
芳雄さんのクリスチャンの中に、
少年と青年の姿のどちらも、垣間見るような気がしました。
特に第2幕。
個人的には2幕目以降の芳雄さんの歌唱に
なぜか昔見た『エリザベート』のトートを重ねてみてしまいました。
歳を重ねたからこそできる、深い演技、歌唱だったのでは…
良かったです。
20代のこんなに若いクリスチャンができるのなら…
35歳すぎたから、『モーツァルト!』ができないなんて言わないで欲しかった。
『僕こそ音楽』を歌う芳雄さんが好きだったのに。
そうは言っても、閉店セールじゃないけど、これを逃すと最後と思い、山崎育三郎さんだけではなく、井上芳雄さんのモーツァルトを見ようとして、ハマったのだから、それでよかったのかもしれないけど。
その時ハマったおかげで、今回も観劇できたのだから。
(若返りついでに、いつかまた井上芳雄バージョンで再演してほしいとひそかに思ってしまった)
帝劇に足を踏み入れると、独特な雰囲気があって、それが心地よかったけれど。
クロージングというのは、さみしくなるなぁ。と思いながら、しっかり目に焼き付けてきたのでした。