食物繊維
ごぼうといえば、何といっても食物繊維が豊富で有名だが、食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がある。ごぼうに含まれている水溶性食物繊維のイヌリンという成分が大腸の運動を活発にしてくれ、腸内の善玉菌を増やすことで腸内フローラを改善すると言われている。
炭水化物
炭水化物の代表的なものにはご飯やパンなどがあるが、ごぼうに含まれる成分は糖質と食物繊維で構成されているということになる。糖質は人間の体内に吸収されてエネルギー源として利用されている。だから、朝ご飯をきちんと食べない人はエネルギーが不足して疲れやすくなってしまう。
アルギニン
ごぼうはアミノ酸の1種であるアルギニンを多く含む。アルギニンは精力増強に役立つといわれ、性ホルモンの分泌を促進し、男性の機能向上にも役立つといわれている。また、新陳代謝と肌にも良いといわれている成分だ。
たんぱく質
たんぱく質は炭水化物と脂質とあわせて3大栄養素と呼ばれている。たんぱく質は主にアミノ酸によってできていて、人間の身体を構成するために、アミノ酸を摂取するのは不可欠だといわれている。特に体内で合成できない必須アミノ酸は、食事から摂取する必要がある。良質なたんぱく質を摂取するには、肉や魚などの動物性食品と小麦、大豆などの植物性食品をバランスよく摂取する必要がある。
カリウム
カリウムは、ナトリウムを排出してくれる作用があり、血圧を下げる働きがあるといわれている。
リグニン
ごぼうに含まれる不溶性食物繊維であるリグニンは、コレステロールを減らす働きがあるといわれている。