2か月ほど前のことになりますが、ミシュランンビブグルマンに掲載されているチェネッタ・バルバでランチをしました。
ローマで研鑽を積まれた藤田紘一シェフが昨年7月にオープンされた昼はリストランテ、夜はローマ料理が頂けるイタリアンです。
お店は、烏丸高辻を東に入ったところにあり、先日ご紹介させて頂いたRotiChicken&JackieTacosのすぐ近くにあります。
(RotiChicken&JackieTacosの記事はこちら→
http://ameblo.jp/foodanalyst-yu/entry-12225703958.html)
大きく取られた窓から自然光が入り、明るく気持ちの良い店内。
ランチは月替わりで、2800円の1コースとなっています。
(メニューは10月のコースです)
<安納芋の温かいスープ キャラメル風味>
安納芋の自然な甘みが広がる優しい味のスープ。
<ローストした秋茄子とアニメッラ キノコ添え>
仔牛の胸腺肉 アニメッラはふんわりと柔らかく、なめらかな食感。
ローストされた秋茄子とともに、口の中で、とろけゆきます。
熟成感のある芳醇な薫りのバルサミコヴィネガーが、全体をうまくまとめていますね。
<秋刀魚と蓮根のバヴェッテ 柚子の香り>
秋刀魚の風味を生かしたシンプルなオイルベースのパスタは、蓮根の食感、カリカリっと香ばしいパン粉が良いアクセントに。
柚子の香りがふわ~っと心地よく鼻腔をくすぐります。
<パン>
烏丸にある人気のパン屋さん HANAKAGOのバゲットです。
<名残り鱧と松茸のファゴット ヴェルヴェーヌのソース>
鱧と松茸のカダイフ巻き。
名残の鱧と松茸、和食ではよくある組み合わせですが、イタリアンで頂けるとは嬉しいサプライズ!!
パリパリっと香ばしいカダイフと柔らかな鱧の食感の対比も楽しく、松茸の香りがふわ~っと広がり、フォークで口に運ぶたびに、顔がほころばずにいられません
ヴぇルヴェーヌ風味のクリーミーなソースに、トマトの角切りが別添えになっているので、味の変化も楽しめました。
<リンゴのタタン風 ラムレーズンのジェラート添え>
甘酸っぱい焼き林檎に、ラムレーズンのアイスクリーム、バターの香り豊かなタルトがのったデザートも、最高に美味しかった
<コーヒー>
生チョコレートと一緒に。
お料理やデザート1つ1つ丁寧に作られていて、この内容で2800円とはコスパも良く、非常に満足感の高いランチ。
彩りも美しく、旬の食材を使い、素材の味や香りを大切にした繊細な味わいのイタリアンで、個人的にもとても好みのお料理でした。
夜はお肉をメインとしたローマの下町料理がアラカルトで頂けるそうなので、ワインと一緒に味わってみたいですね~
京都市下京区高辻通東入ル匂天神町642
075-708-3606