第49回の「京の冬の旅」の非公開文化財特別公開。
普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など
様々な文化財が期間限定で特別公開されている貴重なチャンスです♪
世界文化遺産 東寺の五重塔の内部が
特別公開されているというので、、行ってまいりました
東寺は平安京造営時に国家鎮護の為に創建され、
後に弘法大師空海に託された寺院で、真言宗の総本山。
徳川三代将軍家光により再建された五重塔（国宝）は、
高さ約55mの木造の塔で、国内最高の五重塔です。
特別公開では初層内部が公開されているのですが、
大日如来に見立てた心柱を守るように、
四尊の如来と八尊の菩薩が安置されていて、
四方の柱には金剛曼荼羅、四面の側柱には八大龍王、
壁には真言八祖像が描かれています。
極彩色で彩られた密教の空間に、圧倒されました！！
五重塔の内部に入れるなんて、感動もひとしお！！
特に如来像はすぐ側で観られるので、時間を忘れて見入ってしまいました
東寺といえば、金堂、講堂も見逃せません！！
国宝の金堂は東寺の本堂で、文明十八年（４８６年）に焼失。
今の堂は豊臣秀頼が発癌し、慶長八年（１６０３年）に竣工されました。
天竺様の構造で作られた豪放雄大な建築。
中央にとても大きな薬師如来像、その台座の周りには、
十二神将が配されていて、日光、月光菩薩が両脇に配されています。
日光、月光菩薩の優しい穏やかなお顔に癒されました
重要文化財の講堂も、仏女にはたまらない空間です！！
大日如来を中心とした五智如来をはじめ、五菩薩、五大明王、四天王、
梵天、帝釈天の仏像が安置されているのですが、
これは密教の教えを表現した立体曼荼羅（極楽浄土の世界）なのです。
２１体の仏像がずらりと並んでいて、壮観！！
特に私は、キレイなお顔立ちの帝釈天が好きです
仏女な私にとって東寺は、いつ行ってもテンションがあがるお寺なのですが、
今回は五重塔の内部を見ることが出来て、感激でした
京の冬の旅の非公開文化財の特別公開は、3月18日まで行われているので、
期間中、色々なお寺に行く予定です♪
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