久しぶりに歌舞伎町を彷徨っていたら、つるかめ食堂の看板が目に入る。二十年前は毎日の日課のように通っていて、朝までやってるゲームセンターやバッティングセンターで深夜に遊ぶ合間にもずっと営業していて、いつでも入れる定食屋としては最強だった。深夜に食べているメンバーもゲームセンターとかぶっていて、この辺りのホストや風俗店のスタッフばかりだった。その頃、朝までロボットの如く、店内を所狭しと走り回って、大活躍していた名物おかあさんは、もう店頭にはいないのが、寂しい限りだ。今では時短が進み、朝までどころか、10時半には閉店してしまう、普通の食堂と化していた。10年ぶりくらいだろうか?入店してみると、元気のいい外国人スタッフが数人、メニューは昔と変わらず、かなり多い。当時よく食べていたメニューは、豚生姜焼きや野菜炒め、鯖塩焼き、玉子焼きなど、そのまま残っていた。懐かしいので、生姜焼きと玉子焼きをオーダー。この味!まったく変わっていない。大根おろしのようなジンジャー全開な甘味控えめの生姜焼きは、つるかめ食堂と新宿淀橋市場の定食屋でしか味わえないだろう。玉子焼きも塩と水だけの素朴な味わい。超絶旨し!!また来よう!今は外国人スタッフだけで廻しているのだろうが、絶対朝まで営業して欲しい。












つるかめ食堂 歌舞伎町店定食・食堂 / 新宿西口駅西武新宿駅新宿三丁目駅

夜総合点★★★★ 4.0