こんにちは。
しはいにんこと、北原です。
さて、今回は今までのまとめの記事となります。
シリーズの冒頭でサービスはお客様がご来店されるずっと前から始まっている。
というお話をさせていただきました。
レストラン内でのサービスは、そこに至るまでに積み上げられた戦略の、いわば頂点にあたります。
ベースからしっかり積み上げられていなければ、安定してお客様のベネフィットにつながらず、ファンを増やすことは難しくなるでしょう。
今まで自分でファンを増やせる素晴らしいサービスパーソンを何人も見てきました。
しかし、この先そんな人に何人出会えるでしょうか?
労働人口が減少している中で、飲食業の人気は低いです。
それどころか、近年の新卒アンケートでは最下位を走っている始末。。。
つまり、今後素晴らしいサービスパーソンを探すということは、宝くじに当たるくらい難しくなっていくということです。
ですので、私は一連の記事の中で、誰でも安定してファンづくりができる仕組みについて解説いたしました。
昔から段取り八分、仕事二分と言われますが、仕組みづくりが八分、レストランサービスが二分です。
これからの時代、人に頼った不安定なサービスではなく、ベースからロジックを積み上げた科学的なアプローチを取り入れてはいかがでしょうか。
ちなみに、今回のシリーズでは、主に既存店に向けて書いたので現場で改善しやすいサービスの部分から最後に仕組みの話をしました。
根っこの部分はすぐに変えられないので、すぐできる改善を行いつつ、全体の仕組みを整えることをお勧めします。
これからお店を立ち上げる人は、逆に読んでベースから構築した方が良いでしょう。
業種業態によって細かなところは違いますので、「自分のお店はどうしたらいいの?」という方はお気軽にご相談くださいませ。
あとがき
新型コロナウィルスによって、私たち飲食業は大きな打撃を受けました。
政府から再三に渡る時短要請、さらに緊急事態宣言が解除されても酒類販売制限と、厳しい状況が今も続いております。
しかし、
ただで転んでなるものか
私たちも現在社内の構造改革に取り組み、アフターコロナに強く立ち上がらる準備をしております。
こんな時だからこそ、自分たちを見つめ直し、新たな時代に向けて進化させようではありませんか。
今回の記事が、少しでも飲食業の方のお力になれば幸いです。
本日もお読みいただきありがとうございます!