飲食は「オールプレイヤー」の時代!

飲食マーケットの"プレイヤー"とは誰か?飲食業界には「プレイヤーは飲食店、サポーターは卸業者やメーカー」といった固定概念があるが、こうした古い主従の考え方が飲食マーケットの閉塞感を生んでいるような気がしてならない。


これからの飲食マーケットを誰が引っ張っていくのかということを考えたとき、もちろん飲食店の作り手たちがプ レイヤーの主役であることに変わりはないが、これまで“サポーター”という名のもとに、どちらかといえば「業者」扱いされてきた食材メーカー、酒類メー カー、各種卸業者、生産者たちの役割がここにきて大きくなってきているのではないか。言うまでもなく、すでに「生産者」は飲食の現場において欠かせないプ レイヤーだし、最近の日本酒業態を見ても、「酒蔵」が飲食店の作り手たちと“コラボ”したような店が人気店となっている。「生産者」や「酒蔵」をプレイ ヤーたちの地位に引き上げた事例としては、エー・ピーカンパニー(米山久社長)の各業態が典型。同社のメニューブックを見れば、そのプレイヤーたちの“作 品”が並んでいる。
■続きはこちら http://food-stadium.com/blog/2012/blog2227.html