12月10日にオープンした品川フロントビルの飲食街。オープン翌週月曜日、入り具合をチェックに行ってきた。

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1階には、カフェカンの「ワイヤードカフェ」と裏手のスペインバル「Mon TERCERO」(ウェイブス)。ウェイブスは、浜松町や田町にスペインバルや中華を展開。若手の共同経営で、フースタ取材にも、サードGにもお誘いしたが、「まだまだ表に出るほどじゃない」と断られてきた。目立たないファサードだが、「Mon TERCERO」は満席。やっとレジ前のカウンターに座れた。しっかり既存店の常連を掴んでいるのか、勝ってました。リーシング担当者曰く、「スペインバルブームが去って残っている勝ち組は、ウェイブスとエル・ブルポグループの阿部さんでしょう」。激しく同意(笑)。

私が注目したのは、2階の「風来坊」と地下の「なんで、屋」(TKS)、「炉端 かば」(KKダイニング)。中日新聞社がビルオーナーだから、名古屋銘柄が来るだろうと見ていたが、出店したのは「風来坊」のみ。

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他の店が18時台でがらがらたったが、ここだけすでに満席状態。人気の高さが伺えた。私が入れたのも、21時過ぎ。これが待ちに待った「風来坊」の手羽先唐揚げ。

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期待し過ぎだったのか、味に驚きはなかった。名物の「ターザン焼き」も、まあまあ。でも、客は満杯フル回転。勝ってました。「風来坊」は近く、フースタヘッドラインで掲載します。

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「風来坊」の席待ちで、隣のJA産直の肉が堪能できる「焼肉本舗ぴゅあ」(JA全農ミートフーズ)へ。運営会社を入れず、直営とか。神田にも店があるようた。

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肉のクオリティは悪くないが、JAアンテナショップなら、もっと価格を下げるべきだ。生産者表示や肉の説明もないし、これじゃ何のためにJAが飲食店をやってるのか、サッパリ分からない。

地下の「なんで、屋」。最近、業界でも若手経営者たちから“親分”とリスペクトされている神里さんの店。海鮮から揚げ物、串焼きまで「なんでも、あり」のお祭り系、元気系居酒屋だ。

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18時に入ったが、奥の団体予約客以外、我々だけ。店の表に立ち飲み席もあるのだが、この日はついに埋まることがなかった。店長さんも、「今日は惨敗です」と負けを認めていた。ま、忘年会シーズンだけに、フリー客相手の居酒屋は厳しい時期、出遅れということか。

「炉端 かば」は、オーナーの松田さん自らが店に立ち、客を迎える。店内には、山陰の港から運びこんだ漁船が。

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徐々に客が増え、19時以降は、ほぼフル回転。勝ってました。

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地下は、この2店が協力して、サラリーマンの溜まり場を提供するという。このタッグマッチは強いに違いない。

■フードスタジアムヘッドライン記事→ http://food-stadium.com/headline/001188.html



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