エイチワイシステムの大ヒット飲食店「銀座阿波おどり」がオープンして3ヶ月。同社社長の安田久さんが、大盛況オープンの報告を徳島県知事はじめ、徳島で協力してもらった関係者に行ない、合わせて、徳島、鳴門などの徳島の観光スポットや有名飲食店、食材、食品業者などを外食メディアと一緒に視察したいという企画で、徳島入り。目玉は、徳島県知事との面談と「阿波踊り会館」で、記者や編集長たちに地元の本物の阿波踊りを体験してもらうこと。

「銀座阿波おどり」がオープンする3ヶ月前の3月に、私は安田さんに誘われて、やはり徳島県知事始め、JA徳島のトップや阿波踊りを仕切っている団体を訪ねている。「銀座に170坪のオオバコが借りられそうなんで、店で阿波踊りができるような本物の徳島郷土料理店をやりたいんだ」と打ち明けられ、じゃあ、とにかく徳島県知事のお墨付きをもらいに行こうということになって、徳島入りしたのだった。それからは、話がとんとん拍子に進み、「銀座阿波おどり」は6月にオープン、またたく間に大きな話題となり、連日満席が続いている。阿波踊りは、高円寺阿波踊りとコラボレーションし、毎日異なる踊り連が一日2回のショータイムに店内で阿波踊りを披露している。お客さんも一緒に踊りまくり、まるでライブハウスのような雰囲気になるのがスゴい点。


ま、そんなわけで、安田さんはいまや、東京における阿波踊り宣伝部長的な存在。その店内での阿波踊りを演出したのが、安田さんの長年の友人であるマイケル富岡さん。さらに、安田さんの盟友であるダイヤモンドダイニングの松村社長、この3人で、メディアツアーが始まる前日に、エクシブ鳴門に入って打ち合わせ。私も、そこにお邪魔した次第。


エクシブ鳴門の「サンクチュアリ」で打ち合わせをする安田さんとマイケル富岡さん。東京での「阿波おどり」2号店の計画もあり、さらに踊りや徳島郷土料理の内容をブラッシュアップしなければならない。

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「サンクチュアリ」のテラスから眺められる鳴門の海。素晴らしいビューだ。

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夕食は、松村さんと合流し、ホテル近くの磯焼料理店へ。店の前に生け簀のある地元での有名店「片山水産」。

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生け簀を覗く安田さんと松村さん。


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料理のスタイルは、いままさに東京でブレイクしている浜焼きの原型。大きなアワビが、七輪の上で踊ります。阿波踊りならぬ“アワビ踊り”‼

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大きな車海老も!

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松村さんは、タコ踊りに、思わずシャッターを。そういえば、“タコ道場”という業態を考えていると言ってました(笑)。

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食事も終え、本物の芸能人のマイケル富岡さんは、サインを求められる。安田さんも、マネーの虎に出演していたことを店主が覚えていて、サインを要求されてました。

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このあと、ホテルに帰り、安田さん、松村さんもと熱い業界トークを深夜まで繰り広げました。「本気で外食アワードを狙いに行きたい」とカミングアウトする安田さん。励ます松村さん。私はなんとも言えなかったが、確かに今年は新人賞的な存在がいない。しかし、“47都道府県、47店舗”構想を掲げる安田さん、企業としてはまだ評価は難しい。しかし、今回の「阿波おどり」業態は、突き抜けたオンリーワン性があるのも事実。その評価を明日から徳島入りする外食メディアの面々がどう下すか、そこがポイント。というわけで、徳島1日曜目は終わった。松村さんは、朝6時にホテルを出発、徳島空港始発便で東京に帰り、午前中の会議に顔を出したそうだ。エラい!











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