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同じ業態の外食ライバル同士が共同で、キャンペーン。こんなことはあまりない。
(外食.Bizより)
関門海と東京一番フーズが“てっさ”1人前を29円で
初の合同イベント、とらふぐの気軽な利用を訴求
両社は同じ東証マザーズに上場している新興外食企業。
外食不況を乗り切るためというか、プロモーションとしてはなかなかフックの効いたイベントだ。
「餃子の王将」も最近のマックの好調も、プロモーション効果が大きいといわれる。
低価格に飽きた“外食ユーザー浮動票”を狙う作戦だ。
2010年は、こうした外食企業の“プロモーション・イベント競争”が始まるのかもしれない。
もう一つ、やはりこうしたライバル同士が“住み分け”しながら、縮小するマーケットを支えあう。客を分け合うという発想。
スーパーや家電の1円を競う“激安競争”、潰すか潰されるかの“仁義なき戦い”に突っ込むのではなく、
このへんで“共存共栄”していこうというスタンス。
逆に言えば、外食の危機もそこまで深刻化しているということでもある。
注目したいニュースでした。