香港レポート１

香港レポートをアトランダムにアップしていきます。

今回、現地でお世話になったのは、日本食レストランの現地誘致を主にでがけるために設立された「メリットリンク社」。

ホームページ日本語バージョンもあります。

⇒　http://www.meritlinkltd.com/jp/index.html

代表は関口さん、ディレクターが私の旧友の鴫谷さん。

関口さんの経歴がすごい！

香港在住23年。1986年全農関連貿易商社の駐在員として香港へ赴任ののち、1996年に大手商社と合弁で総合日本食卸売会社「MBK Central HK Ltd」を設立、代表取締役として就任。 4 年目で年商 28 億円の売上を達成し、香港で最大手の日本食材卸売会社となる。 1998年に更なる日本食普及を目指し飲食店運営会社「 Wellmart Holdings Ltd 」を設立、代表取締役として就任。

1998 年にファミリーレストラン型のカフェ『カフェキーウエスト』で市場のニーズをつかみ大成功させる。その後に『刺身居酒屋　魚や一丁』を香港に導入し、大型居酒屋ブームの先駆けとなる。香港で刺身居酒屋魚や一丁、回転寿司和花亭、日本食食べ放題レストラン一生（いっせい）、讃岐うどん店赤丸製麺所の 4 業態 15 店舗、マカオで回転寿司和花亭 2 店舗を展開。

方針である ” 香港で食のトレンドを創設する ” に沿い、かつてないスタイルの店作りで香港人が並ぶ繁盛店を出店してきた。他にもバー＆ラウンジ、フードコート内のファストフード、スーパー内の惣菜店などレストランに留まらない範疇の店のプロデュースも手がける。現在に至るまで出店に関与してきた店舗は 100 店舗を越える。出店した多くのお店が新業態であり、且つ、繁盛店となったことにより、香港の日本食トレンドプロデューサーとしての地位を築く。

Wellmart Holdingsは、年商40億円を超える売上を達成し香港において飲食のオペレーターとしての成功を収め、さらに店舗展開を加速中であるが、自らの経験を生かし新境地を開拓すべく、昨年末よりWellmart Holdingsを離れ、2009年総合飲食コンサルティング会社「Merit Link Ltd.」を設立し代表取締役として就任、現在に至る。

（同社ＨＰより）

“香港で食のトレンドを創設する”という方向性が私とシナジーする。今後、香港と東京の飲食コンテンツの相互出店はもちろん、両国同時多元発信もできる。その第一号プロジェクトとなるのが、「博多道場」である。博多串焼きや九州料理、もつ鍋を香港で発信しようという試み。12月5日グランドオープンの予定で開店準備が進んでいる。

さっそく、「博多道場」の物件を見学することに。場所は香港・九龍エリア最大の繁華街・尖沙咀（チムサアチョイ）
の中心街にある飲食ビル3階。地下は「吉野家」、1階は「バーガーキング」、向かいのビルの1階には「ＫＦＣ」が入っている。一等地の物件である。

吉野家の看板がある右のビルの3階。