いまなぜ、「官僚たちの夏」かわからないが、ついつい観てしまった。



政権交代のかかった永田町関ヶ原の戦いを前に、霞ヶ関解体が争点になっているとき、官僚の役割とは何かを考える一つの参考にはなる。



長期的視点、グローバルな視野に立って、国の方向を考える。しかし、右肩下がり、衰退期に入った日本のこれからのシナリオを描くのは難しい。



「国民車構想」のような国民に夢を与えるようなシナリオはもう描けない。せいぜい、エコとアニメぐらいか…。



次のNHKの大河ドラマは「坂の上の雲」だとか。ノスタルジーの時代から、“夢よ、もう一度!”のエンカレッジ喚起がこれからの時代の空気になるのだろうか?ますます、“元気系酒場”は活気づくのかな?



そういえば、新卒社会人にアンケートを取ったら、デートより残業を選ぶ確率が年々増え、その比率は30年前を上回ったそうだ。



景気回復は意外と近いかも知れないな。所得が増えることはなさそうだが…。