昨日、「スマイラー」編集会議のあとの打ち上げで、森田建作さんの千葉県知事当選の話になった。
南行徳住人のノンダクレッタ編集長が、しごく真面目に、
「絶対、千葉ブームが来ますよ!」と言い出した。
茂原にチバ御殿のあるぶけなび勝山社長が、
「そうだよ、そう。今週末、茂原で花見をやりましょう!」
とすぐ、宴会話に流れる。
私も、ゴルフだ、温泉だ、リゾートだと房総に毎週のように通っていたバブル時代を思い出し、
「館山のリゾートホテルに泊まって、館山カントリーでゴルフしたいな~」と。
何が、千葉ブームか知らんけど、それぞれ妄想を働かせる3人であった…。
それはそうと、森田建作さん。何をやりたいんだかよく分かりませんが、これだけは言えます。
彼は、
「青春をやりたいんだ!」。
もう56歳とか。でも青春は年齢では計れません。サミュエル・ウルマンに「青春」という詩があります。
熱狂的なファンが多い“青春の詩”。
「青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言
うのだ。逞しき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱、怯懦を却
ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春
と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老
いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神
はしぼむ。苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うもの
こそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰
せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得る
ものは何か。曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星晨、そ
の輝きにも似たる事物や思想に対する欽迎、事に処する剛毅
な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興
味。
人は信念と共に若く 疑念と共に老ゆる。
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽い
つくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時に
こそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。」
(電力王といわれた松永安左エ門訳による)