最近、田園都市線に縁がある。
前の「VOCO」を引き継いだ「GACHII」の松井哲也さんから、FM世田谷の番組のパーソナリティーを担当することになったから、「食のトレンド」という10分枠のコーナーにレギュラーで出てほしいと頼まれ、二つ返事で受けてから毎週、FM世田谷のスタジオのある用賀通い。
そして、来週から、その収録が三軒茶屋のキャロットタワーのスタジオに移るというので、久しぶりに三茶エリアを極めようと思っていた矢先、
「てっぺん」独立組の舟木さんが、三茶で店を出すから取材しないかと大坂屋の小野さんから連絡が来た。
それで、昨日6日、三茶まで舟木さんを訪ねたのだ。
二人のシェフの競演が見ものです。
後ろは、背後霊ではありません。応援団長の大坂屋の小野さん。
新しい店は、「CHEF'S KITCHEN WINE BAR TEPPEN(シェフズキッチン ワインバール てっぺん)」 という名前。
「てっぺん」という名が付いているんですね?と聞くと、舟木さんは、
「てっぺんイズムを引き継ぐ者として、1号店はやはりてっぺんを使いたかった」と語る。
でも、業態はビストロ・バール系で居酒屋とはちょっと違う。
聞けば、舟木さんは「なかめてっぺん」の内山さんと赤坂NINJYA時代から一緒で、
その後、てっぺん立ち上げに加わった内山さんから誘われて、てっぺんスタート1年後に料理長として入ったんだとか。そして、今年の3月まで、総料理長をつとめていた、れっきとした料理人。
「大人らしいてっぺん」とつくりたいと、抱負を語ってくれた。
「てっぺん」の卒業生、それぞれの道を歩み始めましたね。
頑張ってください!
舟木さんが店を出すエリアは、駅近くのディープな飲食街。ここには、エイジアキッチン・吉崎英司さんの「三茶氣」や楽コーポレーションの「べゑ’s Bar」などがある。駅のマーケットには“生ホッピー”を出すホルモン「戎参」もある。このエリアを盛り上げるために、FM世田谷でも協力したい。そんな思いから、吉崎さんを呼び出し、協力を取り付けた。これから、仕掛けますよ!
このあたり、いいですよ。舟木さん、大歓迎です」。