恵比寿が騒がしくなってきた。

西口改札を出てすぐのところに建った東急不動産の「EBISU Q PLAZA」に、「ももたろう」「SACRA」のジャパンチキンフード が300席の「MEDUSA」(地下1階)ときちり 恵比寿初出店の「KICHIRI」(6階)がオープンへ!「MEDUSA」は9月11日、「KICHIRI」は通算50店舗目、160坪のやはり大箱で、9月15日オープン予定。


そうかと思えば、西口エリアの「ぶたや」「buri」などのある飲食通りに、ベタな居酒屋、酒場が相次いでオープン。話題を呼んでいる。この通りには、3月にダイヤモンドダイニング の恵比寿2店舗目の「九州男道」がオープン、ベタ路線で勝負を臨んできた。




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そこに8月29日、もつ鍋とやきとんの「電撃ホルモン酒場」が登場。もともと、アジアンエイトの「周之家」 だった物件。一時、我がサードGの外車好きがこの物件を取得し、高収益モデルの居酒屋を出すといわれていたのだが、結局、なんと三光マーケティングフーズ が“東方見聞録プロデュース!”と銘打って、超ベタコテの業態で恵比寿初進出してきたのだ。


そして、そのちょうど真向かい、フードスコープのイカ専門店だった「今井屋茶寮」跡に、東口五差路でも80坪の大箱をやっている創コーポレーション の「肴や」がやってくる。9月15日オープンだ。創コーポはこれで、恵比寿エリアで5店舗だ。



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新橋が“おしゃれ化”していると書いたが、いま恵比寿は逆に“ベタコテ化”しているといっていいだろう。きっかけは、ピューターズの「立呑屋」「プレハブ酒場」だろうが、西口ロータリー近くに「カドヤ」や「えびす酒場」ができ、さらに今年は東口に「恵比寿横丁」が誕生。恵比寿“ベタコテ化”の波は止まらない。また、新旧居酒屋チェーンの恵比寿を舞台とした“新業態競争”の勃発でもある。ラムラさん、そろそろ「日本橋亭」をリニューアルしますか?あるいは、ジェイプロジェクトさん、恵比寿進出はまだでしょうか?