風雲児

7日(月)も激しい1日。午前中は雨の中、浅草・吾妻橋のアサヒビール本社訪問。隅田川沿いの墨田公園の桜ももうほとんど散っていた。浅草から六本木へ。エイチワイシステム・安田久さんと情報交換。「安田商店」動き出してます。「塩キャンペーン」の話を聞き、8月の銀座2店舗(長崎・五島列島、大分・湯布院をテーマとした郷土料理店同時出店)のプロモーション準備も始まっている。六本木から新宿歌舞伎町へ。さくら通りのビル3階の居酒屋「風雲児」訪問。居酒屋経営塾事務局で「飲食店なび」デスクの佐藤マコトちゃんと生徒一人ひとりを訪ね、インタビューする企画。「風雲児」のオーナーは株式会社キャン・プランナー小島和明さん 。イケメンで爽やかな男。同じビルの5階にもつ鍋「「ぼらぼら」、ほかに渋谷と上野に「ごっつあん」、青山「とんかつ志味津&元祖もつ鍋屋もつ吉」を経営。来年3月までに2店舗出店予定、5年後には20店舗展開を目標にしてるんだとか。7年前にオープンした1号店「風雲児」と「ぼらぼら」は鉄とアーチの芸術家・造形集団の兼城祐作氏のデザインだった。詳しくはマコトちゃんのブログ を読んであげてくださいナ。



亀戸横丁

17時から待ち遠しかった「亀戸横丁」 のオープニングレセプション。亀戸駅北口を降りて、三井住友銀行の裏路地を歩くとすぐ。「亀戸餃子」を過ぎた右手のビルの1階。モンテローザの「白木屋」が1~2階にあったビルの1階135坪をスケルトンから企画開発、串揚げ・焼き鳥・ホルモンなどの専門店、浜焼きの屋台、立ち飲み、ガールズバー、射的バーまで、個性溢れる15業態15店舗が出店した。1区画5坪から大きいところで15坪ぐらいまで。昭和の香りのするのれん、赤提灯が懐かしい雰囲気を演出していた。この「亀戸横丁」を企画プロデュースしたグルメキャリー・ネオサポートの浜倉さん は、「大型店の再生と地域グルメの発掘発信を狙った」と言っていました。たしかに、外食マーケットでは、個店パワーが席巻し、業態も専門専科店が強く支持される時代です。内装も豪華よりはむしろチープでダサいほうが歓迎されます。そして、バーチャルな世の中だからこそ、肩寄せ合って飲む屋台や立ち飲みが元気です。



亀戸

そんな時代の空気を写した“人工の横丁”。なかなか面白いです。この施設は物件をもつ日本総合企画と設計施工のミクプランニングが企画・リーシング、コンセプトと環境は浜倉さんのプロデュース、浜倉さん自身も「深川 山憲」から始まった浜焼き業態“鱗”シリーズの「魚一」を手掛けている。浜倉さんはもつ焼きい志井の長谷川勉社長と“遊び仲間”とかで、一緒に酒を交わしてました。大阪で「磯焼きDINING淡路島を喰らえ」 をプロデュースしたベンチャーリンク出身の黒川渉さん(プラスアルファのコンサルタント)も内外食品 のアンテナショップ「亀戸鶏園」を手掛けたとか。いろんな方が関わっている横丁からの報告でした。「白木屋のような大型店を個店集団が再生する」という意気込みが私には痛快だった。浜チャン、やるネ!!次の「恵比寿横丁」も楽しみにしてます…。



やさいや

渋谷へ移動。“サードG”第3回 の定例会でトークを頼んだグロースコーポレーション の齋藤芳春専務と打ち合わせ。場所はグロースが3月11日にオープンした「やさいや鉄板焼野菜」 渋谷店。マークシティ裏の井の頭線渋谷駅近くにある。「やさいや」は歌舞伎町、六本木、赤坂に続く4店目。「べジダイニング」で飲食直営を始めた同社の鉄板業態だ。いろんな野菜が鉄板で踊る。トマトやアボガドまで鉄板、野菜はなんでも鉄板だ。それが旨い。ヘルシーだし、見て食べて楽しい。〆の野菜チャーハンもいい。ベジタリアンの私としては、この業態、とっても気に入りました。打ち合わせもそこそこにひたすら食べ、飲みました。ドリンクも齋藤さんが奨める「紫芋の焼酎」。これがスッキリ爽やかな味で野菜料理によく合う。野菜を仕掛けまくる齋藤さんは居酒屋甲子園の仕掛け人でもあった。甲子園立ち上げ時代のディープな話も聞けました。彼と同じ年代生まれと知り、飲食業界をもっともっと面白くしようと“同士の契り”を結んだような、結んでないような…。焼酎から赤ワインに変わった深夜0時頃から、ちょっと記憶がトギレトギレ…。情けない、、、