中国の代表的な煮込み料理 「紅焼双冬」のご紹介です。
スッカリ中華店でもお馴染みの一品ですよね!!
ちなみに中国ではタケノコを冬筍(トンソゥン)と言います・・「広東ルビ」
日本では春が旬のタケノコですが、筍の本場 中国では12月下旬~2月上旬に
掘ってしまうんです。
「香味筍」という、最高級の筍が採れる産地「淅江省奉化市」では、まだ完全に土中にある
冬筍を朝掘りしてから5時間以内に加工するんです・・
加工したあとは、スグに缶詰や瓶詰めにして出荷するんですよ!!
「冬」と文字がつく野菜は、他にも冬茹(トンクゥ)、冬菜(トンチョイ)が有名ですが
タケノコの冬筍(トンスゥン)、しいたけの冬茹(トンクゥ)、冬の旬野菜を二種合わせるので
紅焼双冬と言う料理名になってるんですよ!
ちなみに紅焼(ホンシャオ)は煮込み料理のこと「標準語」
広東地区になると同じ煮込み料理でも紅炆(ホンマン)という名前に変わります「広東ルビ」
ややこしいですよね!!
てか、上海万博に行きたい
【材料】
新筍or水煮筍 ・・ 1本
しいたけ ・・ 2枚
青梗菜 ・・ 1束
【合わせ調味料】
水 ・・ 300cc
ガラスープの素(顆粒) ・・ ひとつまみ
濃口醤油 ・・ 大さじ2
コショー ・・ 少々
料理酒 ・・ 大さじ1
オイスターソース ・・ 大さじ1
砂糖 ・・ 小さじ2
水溶き片栗粉 ・・ 大さじ2
ゴマ油 ・・ 少々
【作り方】
① 新タケノコは下処理をして縦に6~8等分に切る
しいたけは、1/2にカットします。
② 青梗菜は縦に4~6等分に切り、サッとボイルします。
③ ①のタケノコは、少量の油でこんがり焼き目をつける
焼き目が付いたら合わせ調味料を加えます。
④ 水分量が1/3程度になったら、味を調整します
味が調ったらトロミをつけ、ゴマ油を加えたら出来上がり
「焼き筍とザーサイの香り炒め」 フードソムリエにて掲載中