以前、年末商戦MVPはどこだ?!の記事で、「居酒屋」と推測していた。
しかし、ここ半年の成長率を見ていくと、「居酒屋」との予想を修正しないといけないかもしれない。
先日、外食業界上場企業44社の2009年後半6か月の資料をみていたところ、
居酒屋の成長率は、100を切っていた。
それだけではない、90を切りそうなところもあるではないか。
現実世界だけではく、机上の紙の数値にもにも不況の風を感じてしまった。
44社のおよそ8割以上の会社の数値は暗いものだった。
しかし、残り2割に関しては、不況特需というべきかな、成長率は100をこえていた。
私が知る限り、どこも価格帯は安いお店が殆どだ。
ユニクロが不況に強いのと同じ原理で、好成績をたたき出しているのだろう。
さて、話を予想の修正に戻すが、MVPは相変わらずの王者「ファミレス」であると思う。
居酒屋は、不況のあおりを予想以上に受けて、年末、忘年会等で追い上げたとしても王者は、
追随を許さない。
それはここ半年間の数字が、それを物語っている。
もう、12月も半ば。
泣いても笑っても業績という名の数値は正確に・リアルに出てくる。
2009年、悔いのないようにどの業態も頑張ってほしいものだ。